花入れ

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ミスマッチの面白さ
まっちゃまちの近くの喫茶店でランチ、注文したのはカツライス!
想像通り大きなお皿にご飯、その上にキャベツ、さらにその上に厚切りのトンカツ、そしてデミグラスソース
どこかで食べたような懐かしい味で旨かった

壁に向かって座っていたのだが気になる額がずっと私を窺っている、仕方が無いので帰りがけに撮影と相成った、どうってこと無いのだけれど気になる存在

気になった理由の一つが花を入れたカンカン、よう考えたらこの言い方は変やねえ、花を入れた「缶」で良いのだがひょっとしたら幼児語かしら、カンカン帽・カンカン娘・銀座カンカン・フレンチカンカン・・・

アーリーアメリカンを連想する木製のベースに無造作に缶詰の缶が取り付けられているところがユニーク、普通だと素焼きの壺か、銅製の容器を取り付け方が納まるのだが、これはこれでなかなかよろしい

と思って後ろも見回してみると同じ作者と思われるオブジェらしきモノが壁に何点か掛かっている、すべてエイジングというかわざと経年変化塗装をしている、博物館のレプリカの仕事で古く見せるためにエイジングをよくやってきたが、最近はレトロブームというか新しいお店でもわざと汚したりする

アート作品の場合でもブロンズに見せるため青錆色に塗装したり・・・まっさらより落ちつくというか馴染むというかなかなかそこんところが難しい、少しでも行き過ぎると汚らしく見えるのが恐ろしい

これが部屋の汚れとなると別物で愛着やくつろぎを感じるのは本人だけで第3者にはたまったモノではない、しかし逆にインテリアデザインの本から抜け出たような何もない部屋に置かれるとこれはこれで私はどうも落ち着かない、デザインでしのいでいるにもかかわらず育ちか何か知らないがデザインデザインしたものは見ているだけで充分、生活するところではない

私が今いる仕事場でも360度観察すれば間違いなく千単位の要素が目に飛び込んでくる、引き出し一つでもそこには何十というアイテムが入っていて私の記憶装置に組み込まれている、ところがモデルルームのリビングなどは座っていても一分と持たず直ぐに内装のアラ探しを始める
by PUSH-PULL | 2008-09-16 08:35 | アート・デザイン | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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