普段使っている遠近両用メガネのフレームが折れた、これで3度目でスーパーの中にある大手の愛眼メガネに持って行ったらもう部品が残っていないとか、縁なし眼鏡だったので他のフレームと取り替えれないかと聞いたら2万数千円のフレームを持ってきたので丁重に拒否
眼鏡屋のデーターで判ったことだが毎年片方ずつ折れていて、僅か2センチほどの部品に四千円なにがしかの金額を払ってきたわけだが、これはあまりにも高すぎる、苦情を申し立てると「それはお使いになる方の使い方の問題で・・・」と慇懃に無視
しかし公園で聞いた犬を連れたおばさんの会話は「私のメガネは6万くらいしましたのよ、お宅のメガネは7万ぐらい?」「いえ、もう少し上だったかしら、ほほほ」とかで、金額については私のようにせっぱ詰まっていないと見える
昔から思うことだが人間の体にまつわる補助用具は管理されあるいは保護され、必要とする人が購入する時はいささか問題がある、私の姉が車椅子を必要とする時に十万円以上の用具に補助がでる制度があった、補助はありがたかったが何故か車椅子の金額がほとんど十万を超える金額で、少し軽いものになると二十万以上したのである
丁度そのころフルオーダーでロードレーサーの自転車を作ったばっかりだったのだがそれが約二十万、しかし車椅子の方は十万以上もするのに車体はあまりにも重たく乗り心地も悪かったのだ、今はおしゃれで軽快な車椅子も出回り、数万円の車椅子も販売されているがあの値段設定は何だったんだろう
もう一つは遊びの方だがヨットの救命胴衣で、車検ならぬ船検に受かるには桜マークの救命胴衣を登録した人数分だけ積んでいなければならない、レジャーショップのおしゃれな救命胴衣は性能は同じであっても認可が下りていないので検査には通らないのである
兄の補聴器に至っては両方で四十万以上もする、これはとんでもない高額で低所得の人間にはほぼ購入は不可能である、おまけに音が大きすぎるとかでほとんど使用していないのだ
町の補聴器屋やコンタクトレンズ屋さんの場所や内装をご存じだろうか、繁華街の一等地にありホテルのロビーのような設えで私見だがこれはとんでもない商売に見えてくる
カラーコンタクトのように野放しにすると色々と問題が出てくるのは判るが、どうも人間がらみの認可制の商売には色々と問題が多いのではないだろうか
そこで前から気になっていた大阪で一番安い眼鏡屋へ出かけることにした、聞くところによると近眼の眼鏡を三本作って五千円!
下車した駅が天王寺の次の「東部市場前」、何故か読みは「いちば」ではなく「しじょう」である・・・つづく