昨日に続いて踏み台ばなし、形が工作レベルなら色で高級にと思ったがやればやるほどドツボにはまっていく、最初に使ったのは俗に言う油性のシケラックニスことセラックで少し褐色の色が付く
2度目は最初のニスを軽くサンディングしてから金の青サビ色を塗装、錆のままだと手に付くので上から今度は水性ニスで仕上げる、水性ニスはとはアクリル樹脂が成分で薄塗りで何度も重ねていくと透明で硬質な表面が作れるので大好きなのだが時間がかかるのが難点
金色と呼ばれるモノは真鍮の粉末が使われ銀色はアルミ粉が使われている、さび色に関しては付着した真鍮粉に酸を上塗りして青サビ(緑青)を出すという手法である、金属粉の種類によって黒錆や赤錆などいろいろなさび色を出すことが出来る、
出来映えは単に汚しただけでギョーカイ用語のエイジング仕上げにとどまってしまっているのだ、もう少し深みを出したかったのだがまだまだなんやねェ〜
ニスあるいはワニスはまさに木の樹脂を油で混合したモノで昔はテレピン油を使っていたが今はシンナーが溶剤として使われることが多い、木に塗ると油分が蒸発し酸化するとニスが硬化するのである
天然のニスも合成のニスもどちらも樹脂として呼ぶところが面白い、最初に書いた天然ニスのセラックは調べて始めて知ったのだが、体長0.5㎜ほどのラックカイガラ虫が木に集団で寄生し出す分泌物!これはこれは驚きである