かんじき

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土間打ち
昨日は朝早くから現場に出かけたのは良いが高速を利用したので1時間近く早く着いてしまった、8時前に集合しラジオ体操、安全点検をして仕事場に入ったのは良いが何故か足場の撤去のためお昼まで待機!思わず帰ろうかと思ったがぐっとこらえてしばしご歓談

かんじき_b0057679_8432865.jpg知っていいるようで知らない道具を見つけ採集しました、「かんじき=棍橇」(この字は変換してくれませんでした)とは雪の上を歩くだけのもばかりと思っていたら、土間打ちのセメントの上でも使っていた

元々はタモやクロモジを曲げ内側に紐を編んで作っていたが、最近は登山用品のお店に行くとスパイクの付いたアルミの軽くてお洒落な「かんじき」がある、日本のは輪かんじきと呼ばれ丸くアチャラのスノーシューはどちらかというと細長い
しかし実際に新雪の上を歩く時はかんじきを履いてもヒジョーに疲れるで、と言うより我々ど素人には殆ど縁がないのである

モルタルの上を歩く職人さんの姿を見ているとまるでアメンボウ、現場を何年も見てきているがモルタル用のかんじきを見たのは始めてである、使っている表面を平らにする道具も始めて見た、丁度大型草刈り機を改造したような構造で同じようなエンジンの音がする、しかし平らにするということはかなりの重量を必要とする訳でこの「回転式セメントレベル出し機?」は相当の重量があると見た

コーナーや細かい所は回転では処理できないので昔ながらの左官コテ仕上げとなる、良い道具というものは格段に作業効率が上がる、道具代と人件費の比較が決め手になるのだが工具の進歩で職人さんの技能がどんどんとおろそかになっているのは非常に寂しい、技能オリンピックでも以前は日本が一等賞だったのが今は殆ど賞が取れていないとか

人間は頭の進歩も必要だが体を使う手仕事の技術も必要で、片方だけだと「へんこ」と言われそうだが両方とも持っていない私はどうする

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by PUSH-PULL | 2007-11-16 08:43 | 写真 | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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