あっついビル

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大阪梅田スカイビル
それにしても暑い、梅田スカイビルはどこから撮っても絵になる、一番撮りたいのは北側の淀川の対岸から河原に生える雑草越しのアングルなのだがまだ実現していない、ちゅうか最近は通りすがりにシャッターは押すがわざわざカメラと三脚下げて行動する半径は数十メーターで、ましてやこの日差しでは数センチが限界だ

設計は原広司、建築そのものが物議を醸しだした京都駅も彼の設計でこのビルも賛否両論があるがどちらのビルも形だけを見れば面白い、スカイビルは地上40階で高さ173m、吹きさらしの展望台は天気の良い日に一度は登る価値がある、もっとも強風の日は屋上に出られません

夜は夜で宇宙船のようなライトアップが面白いのだが、他人様の作品で喜んでいるようではどうしようもないのだが、自分でこんな馬鹿でかいモノを作るわけにもいかないので他人様のモノにケチをつけるだけで我慢している

このビルもご多分にもれず空き部屋だらけだと聞く、目と鼻の先に大阪駅があり徒歩でこられるという立地条件なのに不思議である、竣工する前からビルにテナントとして入ることを条件に設計施工の仕事を貰った会社の話だとか余りいい話は聞かない、このビルの地下に昨日のわらび餅のお店などがあるレトロな滝見小路がある

大阪の都心部も今再び建築ラッシュなのだが殆どがマンション、ごく一部の中心部だけ商業ビルが増加しているが少し前に書いたナンバパークスにしても「?」が付く、阿倍野に近鉄が日本一の高層ビルを建てる話をぶち上げたが、現在の大阪を考えるとそんな大きなビルを押っ立ててたら立地からも近鉄そのものが崩壊するのではないかと危惧する

市や府が絡む商業ビルはすべてゴースト状態にもかかわらず倒産することはない、梅田のど真ん中の企画ビル1〜4の上の階を歩くとここがホンマに梅田かと疑うほどで、窓から見える風景すら疑いたくなるのである

今や日本は完全に東京一極集中になり、建築雑誌やメディアに登場する目立った建築は総て東京を中心に建てられていると言って間違いない、大阪はまさにローカルであり特に文化的・商業的地位は完全に凋落した

ローカルだからと言って住みにくいわけではなく物価を見ると逆に住みやすいとも言える、フリーになってからとんと関東文化圏には疎遠になってしまったが、二十代の頃の憧れは大昔に失せているのでたまに仕事の話があっても往復を考えてうんざりすると言うか「ヨッシャ」という気力がなかなか沸いてこないのだ

少しはましになったが何時まで続くこの暑さ
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by PUSH-PULL | 2007-08-21 09:31 | 写真 | Comments(0)

公園でたんまに合うモモちゃん、遊び好きのコーギーです、ご主人は美味しいもつ鍋屋に焼き肉屋を経営している


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