モニュメント?

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曾根崎心中、お初・徳兵衛
久しぶりに大阪梅田のお初天神を通り抜けたのだがエライモノに目がいってしまった

人形浄瑠璃や映画で何度も取り上げられている有名な近松お得意の世話物だが、金持ちの男と遊女の恋話は死のうが生きようがいまいち面白くない、吉原でも祇園でも今から換算するととんでもないお金がいる訳でそれだけで冷めてしまう

いまでも汚職事件などが起きるとよく赤坂の高級割烹のお茶屋が写るが、勿論一見で入れる訳でもなく政治家など一部の人だけのお店でもある、勿論彼らが個人的に遊びに行く訳でもなく個人的に支払う訳でもない、つまりよからぬ相談の為に政治献金だの税金の経常経費から支払われているわけである
そういえば不思議なことにコイズミと赤坂の話を聞かなかった、政治家に多い下らぬ大人感覚が欠如している変わりに、お姉さんべったりの幼児感覚がそのまま残っていたのではないだろうか

デザイン事務所時代にお付き合いで大阪の北新地の店で何度か飲んだことがあるのだが、支払われる金額が10万単位なのでずっこけたことがある、私の庶民感覚ではとうていあり得ない金額な割には少しも面白くなく、会話はゴルフに仕事に女に・・・と私にはとうてい突っ込みを入れるネタもなく、唯一スーツを着ていない私はホステスさんの蚊帳の外、いつもはじっこで帰るきっかけを探しながらいじけて一人黙って飲んでいました

フリー時代に新地のお店を設計施工したことがある、オープンにバリバリの格好で駆けつけたのは良いが、ボトルの値段を聞くなり美人のオーナーにこの後一人でこのお店にこられない旨を告げたのだ、昔の話だが何せスコッチのリチャードなんとかが十数万円でした

遊女に惚れるって、今ならクラブのホステスやお茶屋の芸者さんに入れあげるのと同じなのだが、そういう風に考えると戯曲も小説も出来上がりそうにないのだが映画や浄瑠璃で曾根崎心中を見ているとそんなご託は忘れて楽しめる、スクリーンならさしづめ梶芽以子と宇崎竜童だろうか

浄瑠璃の曾根崎心中が有名になりお初天神という名で呼ばれているが、勿論ちゃんとした名前があり「露天神社」で菅原道真が祭られている、徳兵衛と自殺した「お初」と言う遊女の名前が神社の冠とはどうなんやろなあ?

以前境内に密接して飲み屋だの食べ物屋があった、中でも文人のたまり場だったおでんの「常夜燈」とシューマイの「阿み彦」は味が素晴らしく有名でした、全部立ち退きになり様変わりしてしまったのだがその時にこの像が造られたようだ

像は中途半端に縮小され子供の大きさでそれだけでも違和感があるのに、今風の顔がでっかくバランスは最悪である、どなたがお作りになったか原型にどれほどの金額が支払われたか知らないが(きっと日展のなんとか先生クラス)上手すぎる、子供のぬいぐるみショーの時は大人の人が入っているのでスケールが逆になり近くで見るとでかいキティちゃんは恐怖を感じる

ひょっとすると樹脂成形?かと思って触ってみるとなんと、ブ、ブロンズなのである、原型代は別にしても鋳造費と大理石の座だけで優に100万は超してしまいそう                         


                                                                                             
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by PUSH-PULL | 2007-06-17 09:05 | 写真 | Comments(0)

ご近所ののらら、面白い配色


by PUSH-PULL