本当はクラシックな懐中時計か何かのリュウズをアップしたかったのだが、生憎あまり時計に関しては造詣が薄くどちらかと言えば時間さえ判ればと言う方だから高価な時計は一つも持っていない
リュウズ=竜頭であることを初めて知った、てっきり外来語だとばかり思っていたのだが英語では辞書には出ていなかったが時計仲間では「Clown」と言うらしい、ご存じの人から見れば今更と思われるかも知れない
竜頭は一般的には「たつがしら」と読み、鐘楼の鐘を吊すために鐘の頭に取り付けられた竜の形のことを言うのであるが実はこれも初めて知った、まじまじと鐘を見ることも突いたこともなかった
ここまでは判るのだがどうして時計のねじ巻き部分が竜頭(りゅうず)となったのかはまだ全然理解が出来ていない、形が竜の頭に似ていず不思議なことこの上ない
腕時計が装身具として19世紀後半に登場している所が面白い、一種のブレスレットである、現代も腕時計は一つのステータスとしてのアクセサリーとしてしか成立せず、千円以下でいくらでも購入できるが小金持ちのサラリーマンや奥様方は誰も見向きもせずさもこれ見よがしげに飛んでもない高級な時計をはめている
昔、著名な宝石店の記念のカタログ作りで何日も徹夜した記憶があるのだが、その時に億単位の宝石は別にして一千万円以上の腕時計があることを初めて知った、それまでは輸入品ではオメガだのロレックスだのシーマだったが、オーディマ・ピゲだのピアジェだのゼニスだのパテックフィリップだの舌を噛みそうな名前を知ることになった、一つずつ撮影しながら思ったのだがこれらは時計ではなく一種の宝石であること、これを身につけるには服装から何から何までそれなりのレベルが必要であることを思い知らされた
若い女性で普段着?らしきスタイルなのにカバンだけは馬蹄マークだったりCマークだったり高額なものをぶら下げている人をよく見るが、先ほどの時計の感覚から見れば甚だ不自然である
生活を切りつめて何十万もするカバンを買っているとしか思えない、私もある意味それに近い買い物をやっているだけに大きな声では言えないのだが(笑)甚だ寂しいお話になってしまう、しかしこれが一千万単位になるとさすが誰も手が出ないと見え、先ほどの時計などは私の生活範囲ではまず見ることはない
現代の中国では架空の動物は教育にふさわしくないとかで十二支も「子・牛・寅・兎・大熊猫(パンダ)・巳・馬・羊・申・酉・犬・亥」と言うらしい
おまけ:「竜頭蛇尾」はりゅうとうで「竜頭観音」はりゅうず
「竜頭部分は切り取る。一般的な料理に
人参を使用する場合は、だいたい竜頭は
切り落すのが普通だが、原形を生かす料
理にはそのまま使う場合もある。」
とありますから形が似ているから転用
したんでしょうね。。\(^o^)/