大阪駅前の何時も通る歩道のあちこちにフェンスがいつの間にか張り巡らされている、フェンスははっきりと歩行も佇むことも拒否している、昔なら植え込みを作り花などを植えていたはずなのだが歩道をフェンスで囲むとは何の意味があるのだろうか?とうてい乗り越えられそうにもない高さがより一層威圧感を増す
この歩道は何のために造られたのだろうか、フェンスを作るため?それとも景観を強固にするため(笑)ちょっとした空き地でもデッドスペースは兎も角、この通行できる場所さえ立ち入り禁止になりまだ真新しいフェンスは数日のうちにゴミが投げ込まれ掃除することすらままならない都会という名の不思議な空間が出来上がった
昨日の朝、国道2号線の信号を渡ろうとして異常に気づいた、西側も東側も見える範囲に車が一台も見えない、勿論平日より日曜は圧倒的に車は少ないのだがそれでもどんな時間帯でも車は走っている、少々薄気味悪くなったが犬の散歩を済ませ家に戻りテレビで理由らしきものを確認
ここから西側15キロ付近の灘あたりで朝から不発弾処理が実施されていて、電車も国道と高速の車も全て封鎖、1万人ほどに避難勧告が出たらしいが住民はなかなか行動を起こさず処理の開始が40分近く遅れたとか言っている、まるで住民には緊張感がない
今時太平洋戦争の亡霊がまたぞろ現れたのである、空襲を受けてもう57年も経つが日本が敗戦国であることを改めて認識した、不発弾1発で国道が封鎖され1万人が避難、しかしよく考えてみればカンボジアを初めアフガンなど世界のあらゆる戦闘地域で何百万発の不発弾や地雷が住民の生活するそばに眠っている
先月ノルウェーで行われたクラスター爆弾禁止のための「オスロ宣言」に日本は加わらなかった、これだけは絶対に許せないし理解も出来ない、非核宣言を世界に向かって発言し憲法で戦争放棄を唱っているにもかかわらずだ、被爆の当事者の日本がクラスタ爆弾禁止に何のためらいがあるのか!
不発が40パーセントもあると言われているクラスター爆弾は一つの爆弾に野球ボール大の子爆弾が約300個、その1個ずつに600個の金属球が入り一度に町中を危険な状態に落とし込む、いつの間にか日本の自衛隊が保有していると言うから恐ろしい、一節にクラスター爆弾は日本で製造していると言われているが、数年前から特例で日本の武器製造企業(三菱・東芝あたり)が防御用と称するミサイル生産が認められオープンで製造し始めているのだ
もう一つの対人地雷全面禁止条約は遅まきながら1998年に承認し、2003年に一部を除き廃棄したとか言われているが、片方で地雷撤去の活動をしながらどんどんと今も地雷が埋められている、そして日常生活の中の野良仕事や外出で爆発し幼い命が失われている
かっこ悪いです。せめて花壇にしてほしい。
梅田には自転車でいってたんですけど、これじゃあなんだか、行きづらいですね。有料駐輪場、ヨドバシしかないですし。ううーむ。
車優先の生活は文化以前のレベル