オーバーハング

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建築と写真とアオリ
これを見たとき最初スターウォーズの馬鹿でかいロボット集めの舟を思い出した、大きな工場とか荷揚げの必要なところでオーバーハングの建物を見ることがあるが、何故か2階の床が斜め!

見ているだけで眩暈のしそうな建造物である、まだスケール的にそれほど大きくないので「death」のイメージは沸かないが「骨折」辺りがぴったりの高さでもある、おまけにブルーシートとは見ているだけで足下が寒くなる、この場所は荷揚げに使っていたのだろうか?見れば見るほど不思議な形である
横へ廻ってみると窓の位置関係から判断するとブルーシートは2階から3階の床の高さなのだが、写真の右の方にある鉄工所の入り口は吹き抜けで1階建て、となるとこの写真の部分はどうなっちょるのか?

オーバーハングはハングがオーバーしている訳でつまり「はみ出してぶら下がってるちゅうこと」、車の出巾やロッククライミングなどにも使う、国道の道の上にはみ出した交通標識もオーバーハング、家の場合はひさしやベランダ部分がこれに相当するが、たまにキャンティと呼ばれる居間などもあるが不安定感は否めない、しかしこの写真の工場のオーバーハングはそんなレベルを通り越し不安定感抜群なのである

おまけにオーバーハングさせるために基礎から持ち出し部分の強度確保が必要なので、建築家として面白くもあるが費用の面も含め大変なのだ、そういえば絵本に出てくるヨーロッパのお城の塔はみんなオーバーハングした部屋がさきっちょに乗っかっている

南港の大阪府赤字の元「WTC」(ひょっとしたら税金=TaxのWCの意味か)の最上階の展望台(有料)もガラスがオーバーハングに出ていてすぐ真下を覗けるので大好きである、アリンコのような車の動きを見ているとなんだか自分が別の世界のモノに思えてくるのであります

b0057679_932918.jpgそういえば最近話題の写真家「本城直季」の「スモールプラネット」は不思議な世界である、写真集を見てびっくりしたのはビルも高速道路も競馬場も何故かミニチュアの世界に見えるのである、テレビで取り上げられたときに語っていたのだがどうも撮影の方法に謎があるようで、勿論私のような35ミリカメラではなく、「あおり」の利く大判カメラで、どうして露出とシャッター速度を調整しているのか判らないんだが遠距離にもかかわらず焦点深度が浅く前と後ろが少しボケていてそれがミニチュアに見える要因になっている

勿論写すテーマにもミニチュアになりやすい題材を選んではいるが不思議である、どうしたら「あおり」だけで遠望の被写体の焦点深度を浅くできるのか知りたい

補記;あおり=通常レンズとフィルム面は平行だがジャバラなどで角度を変えることによって人工的にひずみを作る、誰でもよく見ているのは高い建物が上まで平行に写されている写真、しかし最近ではあおりを使わなくてもコンピューターの画像処理で同じことが簡単に出来るようになった
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Commented by GuGuGammo at 2007-01-31 17:42 x
.。o○安価なレンズベビーで実験できますね。逆のアオリ。。。\(^o^)/
Commented by PUSH-PULL at 2007-02-01 08:10
むむむむ、レンズベビー!でってどうやるんやろ?
イマイチやり方が解りましぇん
Commented by GuGuGammo at 2007-02-01 19:40 x
下記url参照のこと
http://www.kktpc.co.jp/catarog/camera/lensbabeis_1.asp
Commented by PUSH-PULL at 2007-02-02 08:51
情報ありがとう、このレンズは知っとりました!
でもどれぐらいの距離まで大丈夫なんやろ?
値段が高すぎる、作ろうかしらね
Commented by GuGuGammo at 2007-02-02 18:32 x
自作は超簡単です。。。\(^o^)/
蛇腹なんて必要なくて、遮光のできる
ビニールホースで作れますね。
出来たら見せてくださいませ
by PUSH-PULL | 2007-01-31 09:13 | 写真 | Comments(5)

遊歩道の,真っ黒のらら


by PUSH-PULL