18日に「トムとジェリー」の制作で有名なジョゼフ・バーベラさんが亡くなられた、そういえば少し前に亡くなられたピーナッツ(スヌーピー)を描いたチャールズ・M・シュルツさんも高齢で78才でバーベラさんは95才と言うから凄い、日本の漫画家でここまで長生きした人はいるのだろうか?手塚氏でも61才なのです
物心が付いた頃から漫画が大好きで何時も親に迷惑を掛けていたような気がする、アメリカンコミックを好きになったのはずっと後でディズニーぐらいしか知らなかった、トムとジェリーがディズニーに対抗して生まれたと言うから歴史は古い
大学時代に映画を見に行ったとき途中から映画を見るのが嫌なのでロビーで終わるのを待っていたら丁度テレビで「トムとジェリー」をやっていた、何気なく見ていたのだがこれが面白く映画が始まったのにアニメを最後まで見たことを思い出した
吉本ではないが定番のギャグとオチが毎回ある、猫のトムがネズミのジェリーを追いかけるというシンプルなナンセンスとユーモア漫画なのだが何故かはまる、1940年にスタートしたこのアニメは正しくはカートゥーン(映画漫画)と呼ばれていた、ウィリアム・ハンナとの共作で後に他の人が続編を作ったが断然最初の方が面白い
ところで検索していて初めて知ったのだが「Tom&Jerry」のチェーンメールで最終回というのが存在するのを初めて知った、内容にビックリしたので長いが転載する
「トムとジェリーの最終回」
ジェリー(ネズミ)が大人になった頃、トム(ネコ)はもうこの世にいませんでした。トムは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき、こっそりジェリーの前から姿を消しました。ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです。トムはジェリーの心の中ではずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです。
トムがいなくなったのに気づいたときジェリーは悲しみはしませんでしたが、退屈になるなと思いました。 トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから。胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、それが何なのか、 ジェリーにはよくはわかりませんでした。トムの願い通り、ジェリーの心の中でトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手でした。
そんなある日ジェリーの前に一匹の猫が現れました。トムよりのろまで体も小さい猫です。喧嘩相手のトムがいなくなって寂しかったジェリーは、 今度はこの猫を喧嘩相手にしようと考えました。
そこでジェリーは、穴のあいた三角チーズが仕掛けられたねずみ取りを利用して、 その猫に罠をかけることにしました。いつもトムにしていたように。ジェリーは物陰に隠れて、ねずみを求めて猫がねずみ取りの近くに来るのを待っていました。そして思惑通り猫が罠に向かって近づいてきます。
ジェリーはしめしめと思いました。いつものように、自分がねずみ取りにひっかかるふりをして、逆に猫をねずみ取りにかけてやるんだ。 うふふ。手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が頭に浮かび愉快です。
でも、その猫はトムではありません。猫はチーズの近くまで来たとき、ジェリーが出てくるより早く美味しそうなねずみの匂いに気づき、目にもとまらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました。
ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが、トムよりのろまなはずの猫にすぐに追いつかれてしまい、体をガブリと噛まれました。ジェリーも噛みつき返しましたが、 トムより体が小さいはずの猫は平気です。
血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、本当は鼠が猫と喧嘩して勝てるわけがないことと、いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして、 わざとジェリーを捕まえないでいたことを、そのとき始めて知ったのです。トムの大きな優しさと友情に気づいたのです。
そしてトムがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。かけがえのない友を無くした悲しみでした。 ジェリーの魂が体を抜けた時、空の上には優しく微笑みジェリーを待っているトムがいました。
「また喧嘩ができるね」
「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」
誰が書き上げたか知らないが勿論この最終回はこの世に存在しない
コミックアニメはこうでなくっちゃ! いまでもそう思います。
最終回には大人にたってなおファンしてる人の熱い思いを感じます
当時、手塚治虫と人気を二分した、
福井英一は、1954年に33歳で急逝。
原因は、あまりに多くの連載を抱えて
の多忙死です。手塚治虫も医学博士号
まで取得したにもかかわらず医者の
不養生でしたね。「まんが道」とか
「愛知りそめし頃に」などを読んで
いるとどれだけ健康に悪いことをやって
いたのかよくわかります。
月刊マンガ誌->週刊誌化によっても
それは加速されましたが、月刊誌は
最盛期にはすごい数がありましたからね
また別冊付録が凄かった!!
赤胴は漫画よりもラジオ放送の
「う〜む、こしゃくな奴め、名を名乗れ!」
「赤胴鈴乃助だ!」というフレーズを今でもはっきり覚えています