記憶のかけら

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遊びと模様
小さいとき土の上だと釘か棒きれ、アスファルトだと蝋石で色々な絵を描いたり遊びのために模様を描いた
一番ポピュラーだったのは「ケンパ」だった、升目と三角を使ったブロックでケンパをしながら飛んで遊ぶ、このブロックの描き方は場所と時代でまるっきり違うのだが、何年か前から見かけなくなった
それはそうと蝋石(ロウセキ)て最近見たことありますか?私は仕事上数本所有しているが勿論遊びで使うことはない(笑)

町で子供を見ないと言う以前に外で子供の遊ぶ姿がない!周辺の新興住宅地では大阪市内と違って結構走り回る姿を見るのだが私の住むあたりは静かである、夕方公園に行けばチラホラ遊んでいるが私の近くで見るのは集団登校の時ぐらいで街から児童の姿が消え失せたような錯覚にとらわれる

悪ガキの走る音や叫声がはどこに消失してしまったのだろうか?公園のグランドに見慣れないパターンのサークルが残されていた、お絵かきなのかゲーム用なのか定かではない
DSだのPS3だの何万もするゲーム機はさておき、もう体を使って遊ぶことはないのだろうか、路上や公園の遊びは友達と時間とちょっとした知恵さえあれば誰でもどこででも出来る、その時代のルールに合わせグループがあり喧嘩をし泣きそして友達が出来る、上下関係の仕組みも何となく勉強し駆け引きも覚え悪いこともすると同時に痛みも味わう

仲間はずれもあれば仲介する子供も現れる、登校拒否の児童はクラスで決めて朝近くのものが迎えに行く、誰が今何をしているかはクラス全員が近所の子供達同士が共有していたような気がする

今はただひたすら家に閉じこもりゲームに入り込む、これは何も子供の世界だけに限ったことではない若者達の集まりでも会話に参加せず携帯に熱中するものが表れる、アベックで焼肉屋に来ているのに会話は一切無く二人ともずっと漫画を読みふけり肉が切れたときだけ短い会話、あなたは何が楽しいのか?

家族旅行でも風景を見る訳でもなく親や兄弟と会話もほとんど無く旅行の間中ずっとDSでゲームにふける、彼又は彼女の記憶の中には旅行という二文字は存在しない、何を見たのか何を食べたのか最後はどこに行ったのかさえ大人になった時の記憶装置には残されていない
高額のゲームを買い与える親にも言い分はある、すなわち「ゲームで遊んでいる間は大人しくしているから」これは完全に家庭教育の放棄でもあり問題が起きると必ず第三者の性にする

私が直接本人から聞いたのではないが、ずっと昔働きづめの生活からやっと休暇を取り家族で泊まりがけの旅行に出かけた、ところが息子はずっと車の中でゲームをしている、せっかく家族旅行を楽しみにしていた父親は何度も忠告するが子供は聞かない、「ゲームばっかりするのだったら途中で下ろすぞ!」「・・・・」何度かの会話の後、急きょJRの駅で止まり子供(中学生)に帰りの電車賃を渡して下ろしてしまった
その子供は一人で無事家に帰ることは出来たが私の知る限りここまでやる父親の話はこれ以外聞いたことはない、一緒に酒を飲んでも明るくて気さくな男で今は確か海外支局のトップだとか

このサークルの中心に立つとどこか別の世界にワープできそうなぐらい丁寧に同心円が描かれている、ひょっとしたらフリーハンドではなく棒とロープを使って円を描いたかもしれない、今ふと私には子供がいないことに気づいたのだがもう手遅れやなあ(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-12-15 08:21 | 写真 | Comments(0)

公園でたんまに合うモモちゃん、遊び好きのコーギーです、ご主人は美味しいもつ鍋屋に焼き肉屋を経営している


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