あなでじ比較

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レンズと肉眼
少し前に岩船寺から浄瑠璃寺を散策した話を書いたが写真を整理していて気づいたことがある、散策に持参したのはデジカメの1眼レフNikonD70にsigma18-50ズームとライカM2にJupiter5のF2.8である、はがきサイズぐらいのプリントだと殆ど区別は付かないが、細かく見るとやはり圧倒的にフィルムカメラの方が解像度が高い、ロシアレンズも凄いがこれでライカの方に純正のズミクロンを付けていたらもっとシャープに写っていただろう

もっとも広角レンズは焦点深度が深く少し離れると絞りを開放にしても全部にピントが合ってしまう、撮影はデジカメの方はオートか絞り優先でライカの方は露出計を使ったマニュアル撮影である

b0057679_8201725.jpg今日の写真はパソコンに取り込みやすいデジカメの方をアップしたが画像ソフトで調整していたときに肉眼で見るより仏像の顔がくっきり写っていたのには驚かされた、これがデジカメのメディアをそのまま写真屋さんに持っていっていたら気づかなかったかもしれない

デジタル写真は少し暗いめに写されていた方が後で困らない、明るい写真はそれなりに綺麗が少しアンダーのデーターは明るくすると暗い部分が判別出来ることがある、今日の写真がそれに近いのかもしれない、パソコンに取り込んだときは顔が暗すぎて判読しづらかったのだがこうして見ると意外と仏の顔が見えた

ええかげんな記憶と友人から貰ったコピーをたどれば十一面観音、当尾(とうの)の石仏の中では一番古く(1262年)「やぶのなか三尊」の一つで後二つは中央が地蔵菩薩で左が阿弥陀如来らしい、この像はまずまずの形をしていたが石仏はお寺に収められた仏像とは違い素人っぽい仏がたくさんある、ここ当尾でも「わらい仏」や「三体地蔵」などは綺麗とは言いにくい、しかしこの素朴さが逆に受け入れられ大勢の人が訪れるのかもしれない

江戸時代に全国行脚した「木喰(もくじき)」の一刀彫に近い仏像をお寺で大量に見たことがあるのだが、お寺に祭られている彼の仏像とは違って素朴で荒々しく感動的なのであるが、旨い下手で言えば下手に近い
よく人の作品を評価するに当たって無意識に旨い下手綺麗不細工面白いかどうかで判断し何時も人様に迷惑をかけたり怒られたりしているのだが、この感覚だけはどうも直りそうもない

技術やデッサン力より大切なモノがあるのは判っているのだがすぐにテクニックの方で評価してしまうのです
「見た目より中身だと判っていても、見た目も大事だ」といまだにほざいております(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-12-08 08:29 | 写真 | Comments(0)

公園で久しぶりに会ったミニピンの太郎君、商店街に昔からあるお茶屋さんのわんこ、気が向くとこうして飛んでやってくる


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