光と影

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偶然の美しさ
我が家の庭先で揺らめくこもれびを目にした、ゆらゆらとうごめく様をムービーで収めておきたいぐらい飽きない美しさである

先日このこもれびをすべて星形にすべくアートとして挑戦したドキュメンタリーをTVでみた、森の中で星形の単光源をたくさん作り、日が暮れるのを待って点灯、子供が達は木々の人工の星形のこもれびを探して歩くというものだった

しかしなぜだかあまりにも人工的すぎて、コンセプトそのものはおもしろいが映し出された星形の光はさほど美しくなく、どうせやるなら面白い色々な形の光源を作ればよかったのにと人様の作品に厚かましくも突っ込みを入れたり

小さいとき手作り針穴写真機に日光写真の印画紙を入れ太陽光線の一日の軌跡を毎日毎日記録したことがあるのだが、友達に見せると誰にも感動されず馬鹿にされる有様でとうとう断念してしまった
今から考えるとあまりにも観念的すぎたのかもしれない、小さな印画紙に円弧状の黒い筋が残されているだけなのだから(笑)

光も影もあくまで対象としての存在であり影の中の影も、光の中の光も認識できない、我々のようにアホっぽいものばかり集まると皆それなりに賢く見えるのでありがたい、下手にある意味抜きんでた人達に混ざり込むと惨めになること請け合いで少しも楽しくない、それが私にとっては俄金持ち集団であり鼻持ちならぬぼんぼん集団でもある

もちろん大きい小さいも同じで釣った魚の横にショートピースを置いて撮影となるのだが、私の一番好きだったショートピースも死語になっているので今なら共通の大きさの単位は何が適しているのだろう
携帯電話・乗り物のカード・名刺・ミカン・薬缶・空き缶・株券・1万円札・五百円玉・抜け毛・・・なかなか持ち合わせが無くどれもしっくりこない

とここまで書いてきたら突然レイディオから甘いフランス語のイントロの語りの後「・・・シャンソン・・・アキメデ〜・・・ディージューニー」とあの、あの「いぶまさとう?」「みのもんた?」「もんたよしのり?」「ボンタン飴」ならぬイブ・モンタンの名曲「枯れ葉」がかかったのには驚いた、やっぱしこうして聞く久しぶりのイブモンタンは良いですなあ〜!
長い間シャンソンなどと言うものを聞かなかったけれど、どうして流行らなくなったんだろう?エディットピアフを筆頭にジルベールベコー、アダモ・ミレーユマチュー・シャルルアズナブール・ジュリエットグレコ・・・・いくらでも出てくる

そこにはなぜか日本の歌手は登場しない、石井好子・芦野宏・高英男、たくさん名前を知っているがいずれも聞くと寒かった、なぜか両手を前で組み男はゆったりとしたとっくりのセーターで振る舞いがなよっとして女性っぽいのがいやだった、三輪明宏などその代表でもある
ここでシルビー・バルタンやポルナレフクラスの日本のアーティストが出ていたらもっと日本のシャンソンシーンは違ったものになっていたと思う

今でもフランク永井が歌っていた「公園の手品師」という歌が大好きである、これがシャンソンかどうかはよくわからないが歌詞を転載する

鳩が翔び立つ公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ
薄れ陽に ほほえみながら季節の歌を
ラララン ラララン ラララン 唄っているよ
貸してあげよか アコーディオン 銀杏は手品師 老いたピエロ

雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ
口上は いわないけれど 馴れた手付で
ラララン ラララン ラララン カードをまくよ
秋が逝くんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ

風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ
何も彼も 聞いていながら 知らん顔して
ラララン ラララン ラララン すましているよ
呼んでおくれよ 幸福を 銀杏は手品師 老いたピエロ

あ!フランク永井のあの渋い声が聞こえてくる♪
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by PUSH-PULL | 2006-11-19 08:23 | 写真 | Comments(0)

公園も急に暖かくなりました、のららもノンビリ


by PUSH-PULL