守衛室

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佇まい
我が家からホームセンターコーナンへ行く途中にある、以前から何度も気になっていたが昨日初めて写真に納めてみた、何時もガラスの向こうには守衛のおじさんが座っていてタイミングが合わなかったのと正面から撮りたかったが私自身が映り込むのが少々問題

何がどうってことのない絵なのだがやはり気になる、道路に面した金属加工会社の小さな町工場、最初意識したのは何時通ってもガラスに曇り一つ無かったこと、そして通常守衛室は敷地内に入ったところに設けられ訪問先を告げ地図で案内して貰うか、はたまた学校のように不審人物の通行止め代わりとなっているのが普通である

ところがこの守衛室は人通りの多い一般道に面していて敷地外から訪問を告げることになる、しかし見回す限り守衛室が必要なほど大きな会社でもなさそうなのである、そうなると良く大阪の下町工場で見受ける特殊な技術を持つ加工会社なのだろうか?考えれば考えるほど不思議なのである

小さな部屋の中には守勢の制服が壁に掛かっていて何かのぞき見をしているような感覚になる、どうも小さな時から派出所や職員室・守衛室が大嫌いで前を通だけで何も悪いことをしていないのに卑屈になりそうになるのが可笑しい、と言っても怪しげな行動をとるわけでもないのだが(笑)

こうした部屋の人物とはどうも対等でないような気がする、小さいときからかしずかれ玄関に出ると履き物が揃えてあり、お見送りを受け一歩出ると専用の車が待っている生活をしてきたならばともかく、どうも一般庶民はこういった関係が上手く調整できない、もっとも私の場合はむかしむかし家に帰る途中の同じ派出所に髪が長いだけで警察官が代わるたびに10回以上も呼び止められ不審尋問を受けたり、別件で何度か警察署に呼び出しがあったり、赤軍派の友人が我が家に泊まっただけで一日中アルバイト先まで私服警察に尾行されたり、機動隊にボコボコにされたりするといかんともしがたいところがあるのは仕方がないのかも知れない

「ちょっと君、何処へ行くのか」
「今から家に帰るところです」
「住所は!?」
「すぐそこの○○○です」
「鞄の中を見せてくれるかな」
「いやです」
「どうして見せられないんだ!」
「見せる必要も義務もないからです」
そこから延々と派出所の中で下らぬやり取りが続く、でも鞄は絶対に開けない
by PUSH-PULL | 2006-10-17 08:20 | 写真 | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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