郡山総一郎

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カメラ本
先日カメラクラブの後、恒例の中古カメラ屋巡りと飲み会でいつものメンバーで馬鹿話
大阪のミナミに大阪写真会館がある、そこの会議場を借りて例会を開いているのがその一番の理由は建物に中古カメラ店が何軒かあるからでほとんど歩かずに中古カメラ鑑賞ができる、5階セレクト・4階鈴木特殊と藤井・3階に水中カメラ屋・2階に矢倉カメラと心斎橋カメラ

後は心斎橋あたりの川口・OS・ナニワと続くのだがナニワにはカメラ以外のコーナーがありもちろんカメラの書籍コーナーもある
そこの平積みで趣味の文庫「えい文庫」の写真シリーズのコーナーがあった(前からあったようだが初めて知りました)、パラパラと何冊か立ち見をした挙げ句選んだのが上の「気づいたら、カメラ馬鹿」で即購入

家に戻って読み始めたが作者の郡山総一郎の名前が頭の片隅の記憶が呼び覚まされてきた、そうなんです2004年4月に「イラク邦人人質事件」の3人の一人でした、いつの間にか名前を失念していた自分を恥じるのだが、彼の写真をじっくりと見たのは初めてである

あのときの3人へのバッシングは悲しくなるほどひどかった、特にマスコミのコイズミ追従の扱いはあれはジャーナリズムではない単なる政府公報と同類で批評精神など各紙とも皆無に近かった、それに載るかのような一般市民の反応も幼稚で「ジコセキン」なる、己を省みない無責任な単語のみが流布されてしまったのである
b0057679_10234427.jpg9.11以後のブッシュ追従のアルカイダ→大量破壊兵器→イラク侵略→大量殺人へと続くアメリカ国民のイラクバッシングと類似しているのではなかったか、先日も報道していたが既に9.11で亡くなった人よりイラク侵略で死んだ米軍兵が多くなってしまっている、何のための侵略か?彼は昨日「テロとの戦いは勝利するまで続く」と脳天気なコメントを絶叫していた、もちろんイラク石油や軍需産業等様々なアメリカ経済増強が見え隠れしているが、その中で中近東では何十万の一般市民の死者が出ている事を世界は知っているのであろうか

この本で驚いたのはコイズミや日本国民への恨み辛みが書かれていないことで、淡々と自分のフォト・ジャーナリストとしての歴史と立ち位置を書きつづっているのだけれど、読んでいるとその底流にはっきりと今の日本政府の無責任さが滲み出ている、もちろんカメラマニアにもたまらないドキュメントでそれだけでも楽しめる、写真そのものも強烈で美しく大きなプリントで一度じっくりと見てみたい

彼のカメラ遍歴をリストアップしてみると何となくカメラに対する考え方が判ってくるような気がするのだが、カメラ音痴のお人には何のことかさっぱり判らなくて申し訳ない

1・中古のニコンF2フォトミックA
2・ニコンF3リミテッド
3・ニコンニューFM2に弟から借りたMD-12+ドンケのバッグF-3
4・ニコンF5+ドンケのストラップFA-741
5・ニコンF100+腕時計SMCクロノグラフ
6・ライカM6+ロウプロのライトベルト
7・ライカMP
8・キャノン1D
8・ライカM4-P
9・ハッセルブラッド503CXi+ipod
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by PUSH-PULL | 2006-09-13 10:33 | 写真 | Comments(0)

遊歩道の,真っ黒のらら


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