寿司話

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写真でごめん
これは梅田の地下街で撮ったものだが寿司全体ではこの倍ぐらいの面積に並べられていたが、サンプルの種類に限りがあると見え同じものの繰り返しは残念なり

以前厨房機器の撮影の仕事で特注のサンプルをたのんだ時、大手のサンプルメーカーの工場まで出かけたことがある、昔はパラフィン系で作っていたので熱に弱く直射日光の当たるウィンドウだとまずダメだったが、塩ビ系の素材と染料の種類が増えほとんどどんなものでも作れるようになった
行程的には料理するのとまるで変わらない、素材の場合感動したのはレタス・白菜・キャベツなどの葉っぱもので、水の中で手で薄く引き延ばし塩ビの皮膜をつくり暖かい間に束ねていくのである

料理の場合行程がほぼ同じなので切ってもちゃんと中身が出来ているところが面白い、金額的にはやはり大きいものがお値段が高いのは当たり前だが、その時頼んだのは丸ごとのローストチキンで確か数万円した記憶がある、疑似人体の時もそうだが新鮮な魚などやマグロの切り身なども同じで最後の皮膚感が塗装で一番難しい、死ぬか生きるかを決定すると言っても良く人間の皮膚の場合だとツヤのない透明の皮膜が一層必要でこれが甚だ難しい
博物館などにあるレプリカなどの上手い下手はこの最後に仕上げにかかっていて、いくらそっくりの彩色が出来ても最後の皮膜が必要なのである

先日少しだけ富山の回転寿司の話を書いたけれど今日はその続き、大阪の回天寿司と決定的な違いはネタ・水・米にある
東京から転勤してきた広告代理店の男が言った言葉でいまだに記憶しているのは「大阪の方が安くて何でも美味しく当たりはずれがないが一つだけ東京の方が上手いものがある、それは寿司」
「その違いは 大阪の寿司はしゃりが冷たい」言われてみると大阪の寿司屋は圧倒的にご飯が冷たい、食べくらべてみると判るがやはりほんのり暖かい方が寿司は絶対美味しい

お盆休みに富山で食べた回転寿司のしゃりはほんのりと暖かかった、ネタも新鮮で旬の魚が色々あり私が食べたのは、赤身・さより・はげ(上に肝が載せられている)・イカ(これが絶品)・穴子片身・えんがわ・なすび・白エビ(富山名産)・ウニ・・・どれもこれもやっぱり旨い
肝心の写真が無くて申し訳ない、いつもながら美味しいものを出されると写真を撮ることをすっかり忘れがっつくのが常で困ったものだ(笑)

ところがこれだけ条件が揃っているのに寿司以外に旨いものを食べさすお店がほとんど無いのが驚きで、材料がいいとそのままが良くて料理が発展しないなんてあり得ないし、イギリスと同じで富山人は料理に興味がないのかと今も疑っているのだ、寒ブリもほとんどが築地あたりに空輸されとんでもない高値で売買されている、ブリの特産地なのにスーパーで宮崎産のブリが売られているのを見ると悲しくなってしまう

大阪ではまず回転寿司を食べに行くことはないが、富山に行くと回転寿司を食べるのがお約束になっている、もし石川富山あたりに行く機会があれば是非おすすめします、もちろん地元の人に聞いて必ず流行っている店をお選び下さい
「えぅ!これが回転寿司?」と感動すること間違いない
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by PUSH-PULL | 2006-09-04 09:37 | 写真 | Comments(0)

公園のライダーキャッツ


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