隙間の魅力

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興味の対象
先日も石畳の路地の話を書いたばかりだが、町をぶらぶらしていて被写体となるモノは、あくまでも個人の感覚あるいは趣味である、勿論はっきりと何を撮るか決まっているとき、美しさや広大な感動モノにであったときは別である

しかしなんの目的もない「無目的目的」の時の絵は自ずと個人の感覚の選択に任せられる、私の場合はの一つが路地であり隙間で連続模様である

b0057679_9191147.jpg 上の写真は家と家の隙間からこぼれる朝日で、年に2回しかも数日しか見られないラインである、つまり隙間と太陽の位置が上手く交わっただけなのだが、そのことに気づいた自分自身を面白がっているだけなのかも知れない

以前にも書いたと思うが私の好きな一人芝居の演者に「イッセー尾形」がいる、生で見たことはないのだが一時嵌って彼のビデオを全て見た、その後も色々出ているが最近は少しご無沙汰している、好きな出し物の一つにサラリーマンが酔っぱらってビルとビルの隙間に入っていき出られなくと言うあまりにもバカバカしくてシュールな話がある、終始客席側と直角に体を広げ顔だけがこちらを向いているという無理な姿勢で話が続けられる

見た瞬間「あっ!俺と同じだ」と一瞬思ったのだ、サラリーマンは最初は余裕が有るのだが段々奥へ入っていき身動き取れなくなる、グレーの地味なスーツにネクタイは外し小道具は鞄一つ、私も一人芝居をやったことがあるがセルフ覚えも所作も全部自分一人で特に私が演じた不条理演劇はト書きが多くそれだけでも大変だった

特に動きの少ない芝居は難しく、たしか「禿げ鷹と鷲と女?」だったと思うが一幕めが上半身だけで二幕めが首から上だけの芝居である

もう一つの写真は割れた木立、右半分は宙浮きで上で繋がっているにもかかわらず枯れずに青々とした葉を付けていて植物の持つ生命力には驚かされる

繁華街を歩いていても下町を歩いても、路地を見つけると曲がりたくなり、面白い隙間を見つけると何時までも観察してしまうのです(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-06-18 09:23 | 写真 | Comments(0)

ご近所ののらら、面白い配色


by PUSH-PULL