石畳と路地

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路地
幼児体験の記憶の中にかすかに私の家の前の道が赤色だった記憶がある、つまり私有の行き止まりの路地が煉瓦敷きだったわけで、はっきり記憶しているのは水道やガス工事のたびに掘り出された煉瓦

しかし小学校時代は家の前で地面に三寸クギを差して遊ぶゲームをしていたのだからその頃は土のはず、路地は車や人が通らないので絶好の遊び場になる、ビー玉(普通のソーダーガラス玉)を10個単位で出し合い三角の中に並べ、相手の親玉(値段の高い色玉)に当てるか、三角から少しずつ出して取るゲームの「三角出しん」

他にはべったん(関東風だとメンコ)、一枚づつの取り合いでは面白くないので10枚ずつぐらい出し合って、それを重ね選んだカードだけを横からたたいてはじき出す「出しん」や、同じように重ねたべったんを側溝に落として2枚重ねると勝ちという「にっちん」

つまり子供なりの大がかりな博打をしていたわけである、負けると小遣いがないのでそうそう買い足すわけにも行かず必死であった、不思議なことに私の住む下町ではベーゴマは誰もやらなかった

写真は私の住む隣町で今でも大事に保存されている海老江の石畳である、この付近はいまだに石畳が残され絶好の被写体にもなっている

何故かそうした路地を見るとほっとする、中心部の人工大理石舗装の床や、バカでかいガラスのビルを歩くときは幾ら慣れたとはいえ微妙な緊張感がある、他にも昔のジャンジャン横丁や今でも立派に営業している色町、あるいは立ちんぼのおばちゃんのいる繁華街も独特の緊張を強いられる

場違い?自己保身?理由がわからないがこの緊張感がたまらなく、20代前後には少々あぶない場所をお金も持たずに歩き回るのが面白かった、頭の中は妄想の塊でどんどんとストーリーが形成され消えていく

今は生まれ育った実家でなんの緊張感もない、しかも犬と猫と同棲中なのである(笑)
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by PUSH-PULL | 2006-06-15 07:52 | 写真 | Comments(0)

ご近所ののらら、なかなか可愛いですな


by PUSH-PULL