先日長崎チャンポンの話を書いたときに、私はチャーシュー麺やネギラーメンなんぞというものは注文しないと書いたばかりなのに、舌先も乾かぬ内に食べてしまった
先日の日曜日散歩がてら自転車で気になってた「たまご屋」と言う名のちょっと可愛いお店のオムライスを食べようと姪と出かけたのだがあいにく日曜は休み、と言うことで姪の薦めで入ったのがラーメン屋さん、平日のお昼時は結構込んでいる店でこの近くではがんばっているのだろう
私は初めてのお店だったので一番ポピュラーな醤油ラーメンを注文しようと思ったが、壁に貼ってあったPOPにデカデカと書かれたネギラーメンの肩に書かれたピリ辛に目が止まってしまったのでる、どうもこの「辛」という文字に弱いようでその頭に「激」とか「20倍」とか付くともうだめで一度は必ず注文してしまうのである
最近は「激」の方は避けるようにしているが「中」とか「ピリ」にはまだ受け入れる要素がある、ラーメンの味は基本である鶏ガラスープに和風だしがベースでまずまずの味でありました、ネギの切り方が独特で俗に言う白髪ネギの包丁の入れ方を青ネギでしているのでかなり太い青ネギでないと不可能に近い
前に書いたびっくりラーメンの180円との価格差分4倍以上美味しいかというとそれほどでも無く、良くて2〜3倍ぐらいが旨ければ上出来である、どうもお好み焼きとかカレーとかラーメンとかチジミなどで値段が高いと入る気がしなくなる、ましてやそれが千円前後になると「何考えとるじゃー!」となる、高くても食べる人がいるから成り立つわけで、あくまでも私個人の問題であるのは理解している
庶民的なレシピを手間暇かけて作り上げ高額で差し出すのも一つの考え方でそれを食べるのは問題ないのだが、それをもてはやすメディアが気にくわないのである、昨日の毎日夕刊のコラムで「有名なミュージシャンを「好き」というのは、無名なインディーズバンドを「好き」と言うより勇気がいる事なんだと思った。」(いつもここからの山田氏)の言葉がその逆バージョンでえらく気に入りました
日本テレビ系のTV番組で「どっちの料理ショー」と言う結構長寿番組があるのだが2,3回見てげんなりしてしまいそれから見なくなった、つまりどこどこ産の何々を使ってと言う料理のブランド大会なのである、旨くて当たり前で金を払ってまで絶対食べよと思わない、特に最近はネタが無くなってきたのかマニアックな食材になったり、料理の基本と無縁の健康食の料理番組に成り下がっている
料理とは地場を優先し自分流にアレンジするのが料理人で、たとえそれがフランス料理であっても特殊な物(フォアグラとかエスカルゴ等)以外は極力近場の素材を調達し料理すべきであると私は考えているのであります
ラーメンといってもいろんなラーメンがありますが、どんなラーメンがお好きでしょうか?私は喜多方ラーメン がいちばんのお気に入りで、さきほどいただいてきました。 太緬のちぢれ具合と、チャーシューがほどよく、醤油のスープにからんで... more