熱帯魚

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素材と商品
これは茹でた鶏肉である、しかも我が犬々のドライフードのトッピングとして戴いたのだ、充分人間様が食べるに値する、一度戴くと直ぐに犬の上前をはね甘辛く炒りつけてみたが結構おいしかった

実はこの鶏肉は犬の餌としてでも、人様用として茹でられたモノではない、これは驚く無かれ「熱帯魚用フード」なのである、鶏肉や牛肉の脂身の少ない「くず肉」を何度も何度も茹で油ぬきをしてから乾燥させてから熱帯魚用の餌として加工するらしい

ずっと昔大きな水槽を2台も玄関の下駄箱の上に設置し色々な種類を買っていたことがあるのだが、その時買っていたプラスチック容器に入った色とりどりの薄いチップがきっとそうなのだろう、稚魚や淡水魚や海水魚によって餌の種類も勿論違うが、冬場の水槽のヒーター代に何時も文句を言っていた親も忘れるぐらい昔に亡くなっている

熱帯魚の不思議は「安い奴ほど長生きする」、当たり前と言えば当たり前の話だが、せっかくお金を貯めて買った1万円近いディスカスが1ヶ月も泳いでいなかったのは鳴くに泣けなかった、それ以来高い熱帯魚を買うのを諦め段々と熱帯魚の持つ不思議な熱も冷め水槽も人にあげたりいつの間にか私の目の前から消えている

しかし未だに好きなことには変わりなく上手にレイアウトされた水槽に出会うと思わず立ち止まり長時間見入ってしまうことがたびたびある、同じように海でシュノーケルに水中メガネ(度入り)に足ひれを付けて息の続く限り岩場を漂っていると時間を忘れてしまうぐらい不思議な世界と時間があります

この浮遊感と透明感はいつまでたっても忘れられない感覚で、ステレオ写真に嵌ったのも同じ体験が少し味わえるからです
by PUSH-PULL | 2006-02-05 09:36 | うまいもん | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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