ホルモン鍋

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ホルモン
久しぶりに京都へ赴いた、「○△□」へ宮永氏の個展を見に行ったわけだがお約束通り酒盛りと相成る

画廊が古門前だったのでこの近くに美味しいホルモン鍋を食べた記憶がある旨を告げると、代は変わったがまだあるとのこと区画整理のため筋向かいに移転、行って驚いた!あの庶民的なおばーちゃんが取り仕切るお店「安」さんがなんと、高層住宅の1階でおしゃれなお店になって営業していた

中にはいるとカウンターの中も若い人たちで切り盛りされている、定番通り焼き肉を注文、ごらんのような鉄の鍋に味噌味の出汁と一緒に肉と野菜が一緒に出てくる、長い間忘れていた味だったが、旨い!

昔入った時のおばあちゃんは高齢でほとんど店に出ていないとか、あのころすでにおばあちゃんだったので今はかなりであろう、京都のお店はお婆ちゃんの思い出が多い、特に南座の前にあった「杉酒屋」で映画人や少しとんがった学生や文化人で何時も会話もかなり過激だった、熊野神社の「・・・あかん店の名を忘れた!」パーティー用に買った樽酒が大量に残り売りに行ったりしましたな

高島屋近くにあった「ろーかん(労働会館)」の水平思考のお婆ちゃん、この店は千円あれば適当に食べれて酔っぱらう事が出来た、水平思考の謂われは座敷から見るとカウンターの向こうをお盆に乗せられたグラス酒がまるでベルトコンベアーがごとく移動していく、早い話が腰の曲がったお婆ちゃんが手を前に差し出し運んでいるのだけなのだが、コップに並々と注がれたお酒だけがこぼれもせず運ばれるのですからそれはもう見事としか言いようがない

ホルモンの中でも「てっちゃん鍋」が大好きでいろいろなお店で食べたがこれと言う定番レシピは無い、安っさんは味噌味だし大阪「源ヶ橋」はお醤油の焼き肉のたれ風だし・・・最後の雑炊又はうどんがこれまた旨い

最後に付けくわえると名前で気づいたのだがギャラリー「○△□」が昔訪ねたことのあるスナックのオーナーだったことだ、飲み屋から画廊へ転身!同じような人を何人か知っているが、どうして現代美術の画廊オーナーには女性が多いのか?改めて書いてみたいのだ
by PUSH-PULL | 2005-09-08 08:31 | うまいもん | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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