マネキン

b0057679_1058586.jpg意識の問題
何時も通っている道なのについ最近まで気づかなかった、それとも置いてからまだ日が経っていないのか解らないが、見た瞬間どきっとした

若い頃から作品にFRP(ガラス繊維強化樹脂)を使っていたこともあって昔からマネキンの存在は身近にあった、しかし服を着てこそ意味があるのであって、部分あるいは裸体のボディーは別の意味合いを持つ

自宅に大きな人形や置物を飾る御仁が多々見られるが私には理解不能の感覚である、地方の大邸宅の玄関にどんと置かれた流木や剥製の鳥なんぞもそのたぐいかも知れない「なに考えとんじゃい!こんなモンに高い銭出して」

どうも自分の家を片づけ始めてから至る所で見かけるゴミや放置された家具が気になって仕方がない、少し前に取り壊される戸建ての家を見て「俺の家と総入れ替えしてくれ」と言った新しい家が壊されていくのを見て涙したことがある

さてこのマネキンの首だが形から見て一昔前のものである、置かれている場所は明らかに共有地で本来ならば避難通路と思われる違法保管である、置いている場所の側の家は土建屋、と言うことは「こぼち」の仕事で見つけて持って帰ってきたのだろうか?どう考えても外の見える場所に放置していることが解らない

京都の作家でもう亡くなられたが石原薫なるオモロイ作家が居た、酒好きで個展のオープンには老酒の壺を開けてくれたのでペエペエの私はいそいそと顔出ししたものだ、壺の土を削り口に張られた木の葉を土が中に入らぬよう剥がし柄杓で飲む老酒は初体験ですこぶる旨かった!

彼は何時もエロチックな人物を何千とキャンバスに描き込む作品を描いていたが、自宅の玄関にマネキンを飾り大事な部分にはちゃんと毛を植えていたと聞く
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by PUSH-PULL | 2005-08-29 11:07 | 写真 | Comments(0)

公園も急に暖かくなりました、のららもノンビリ


by PUSH-PULL