何でもない写真でもずっと見ていると色々気付くことがある、まず町屋の再生とかで町全体にかなりの規制が掛けられていること、道路や雨樋と電信柱にそれが現れていてたとえば樋や電柱は全て焦げ茶だが以外と歩いているときは気付かなかった
しかしこの家はでかい!通り過ぎたときは2軒かと思っていたら、上でしっかりと繋がっているのだが玄関が二つあるのが不思議、昔からの雨樋は銅板なので綺麗に緑青が噴いている、この辺りにはこう言った家が何軒もありさすが奈良、町並みの古さを感じさせます
ここまでやるなら電柱を地下に埋設して貰いたいのだが日本ではそこまでやっているところは無い、町屋再生は今や観光都市にとって欠かせない、建て直すより補助金を出してでも再生する!
僅かな例しか知らなくて恐縮だが、滋賀の長浜の駅前も見違えるように整備され繁盛した、また木曽福島に行ったときも町の美しさにビックリしたモノである
勿論金沢の武家屋敷とか色々な町で大分前からやられていることですがね、ドイツではちょっとした家の補修も役所の許可が必要で、窓を直すだけで申請しないといけないとか、そこまでして町並みを大事にすることは新しもの好きやアメリカナイズされたにわか金持ちなどにはさぞ住みにくい町かも知れないが、大事にする感覚は今自然破壊が進歩のための必要悪として進められている日本に一番必要なことかも知れない