丁度目線の高さだったので気になり戻ったら落とし物の鍵、持ち主を捜すのならもっと低い位置が良いと思うのだが、この位置だとまず目に入らないのではなかろうか
私も何度か公園で犬を乗せていくMBの鍵を落としたことがある、何度かは歩いたコースを逆回りして見つけたことがあるのだが、落とす原因はハッキリしていてジャンパーの浅いポケットに入れたのと、犬のウンチの後始末の時の前屈みで落としていることが多い、解っているのだがまたまたその服を着てしまうのである
一度は早朝歩いているおばちゃんに拾って貰ったことがあるのだが、それからはこちらから挨拶するようにしている、一番惨めだったのは鍵が見つからず犬をリードに繋ぎ歩かせ私自身が家まで自転車を担いで歩いて帰ったときである
幸いにも私のは高級!ブランドマウンテンバイクだったので、そのへんのママチャリよりは数段重量が軽くて助かりはしたがね
私の廻りにもしょっちゅう落とし物をする人物がいる、特に財布の場合はかなりの衝撃があるようだ、人生で数回経験があるが直ぐに見つかり瞬間的な悲劇しか経験していないが、何万何十万とカード類を無くすって私にはあまりの恐ろしさで想像することすら出来ない、毎朝起きるたびに「俺って何というダメな人間なんだろうと」懺悔し、立ち直るのに半年は必要で惨めな記憶は墓場まで持っていくこと間違いない
昔給料をそのまま持ち歩く男がいた、たまたま一緒のときに紛失しかも給料日!皆んなでその日遊んだお店を順番に戻ったが出ず仕舞い、彼が給料を全部持ち歩いていたのを始めて知ったわけだが、こんな性格は特に地方出の若者に多いような気がする
デザイン事務所時代、泊まりがけの忘年会で若いデザイナーが通帳・保険証・印鑑を全て持参し部屋の備え付けの小さな金庫に仕舞うのを見て大笑いしたことがある、笑ったものの果たして用心深い行為なのだろうかと考えてしまった
些細なことだが銭湯でもタオルと石鹸と脱衣箱の鍵を洗面器に入れ、洗い場でも浴槽でも水風呂でもサウナでもずっと手の届く所に置く御仁がいて、何と用心深いと思ったのだが私にはイライラさせられる行為でもあった