びんずるさん

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河内長野の観心寺

国宝の金堂の片隅に置かれていたのがこの仏像、姿も面白く名前も面白かったので後で調べようと撮影、顔が微妙にリアルで木造の仏さんとしては比較的新しいのでは無いだろうか、因みに私の大学の専攻は彫刻でアルカイックスマイルだの仏像の衣の「翻波」など、かすかに習った記憶が残っております


名前が「賓頭盧(びんずる)」、釈迦の弟子の一人でピンドーラ・パーラドヴァージャと言うそうです、十六羅漢の一人、かなり変わった人で神通力の持ち主でしたが使いすぎて涅槃を許されず、生涯教化に努めたとか


撫でると病避けになる功徳があるとか、かなり怖い顔のですが顔と手は、沢山の人が撫でたのか木地が見えております


観心寺を拝観したときに貰った案内を読んで知ったのが、大阪には国宝が殆ど無いこと、仏像ではここ河内長野観心寺の如意輪観音と、藤井寺市葛井寺(ふじいでら)の千手観音、同じく道明寺の十一面観音、あとは交野市獅子窟寺の薬師如来、何と四体しかありません、京都奈良と比べたら何と少ないことか驚きです


下の写真が修行大師の空海、等身大に近い大きさなのですが、やたら顔がでかいのです、面白かったのがどの仏さんにもお供えがされているのですが、その大半がワンカップの日本酒、先のびんずるさんはアメちゃんが一杯でした


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by push-pull | 2017-04-10 10:01 | ご託&うんちく | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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