やっぱり直らないのか
大阪の町は万博の影に隠れ大阪湾の埋め立て地にカジノを作ろうとしております、確か言い出しべえは橋下だったかな・・・
カジノをやるための施設を総合型リゾート(IR)というらしいのだが、総合型リゾートという言葉の中にはカジノを連想させるものは何もない、大阪の夢洲は埋め立て地、最初はオリンピックを引っ張って来るつもりだったが東京に
東京中央市場と同じゴミの埋め立て地、まだこの場所の将来は何も決まっていないのだが、その沖にまたぞろ何百億もかけて次の埋め立てをやり始めております
上は昨日の毎日新聞の人生相談、読むと判るが高橋源一郎氏の回答が強烈である、依存症とは「徹底的に負けること」、願望としてギリギリのところで死から生に戻ってくる、これを味わってしまうとそれ以外はすべて退屈だと
ここまでと思うがギャンブル依存症って薬物と同じで直らないのでしょうね、私自身殆どの賭け事を経験したが、金が続かなかったのと博打より面白いことがあったおかげで、なんとか足を洗うことが出来ました、牌も30年以上握っておりません
日本は競馬競輪に始まってボートにオート、毎日どこかでギャンブルをやっております、繁華街に行けば無数の雀荘があり、コンビニ並みにあるのがパチンコ屋、高校野球まで賭の対象になるギャンブル大国
それだけギャンブル依存症が存在するわけで、世界で一番多いと言われている、そんな国にカジノを作るってもってのほかなのです、IRを推進しようとするお偉いさんは経済効果ばかりを声高に、依存症増加など何処吹く風で推進しようとしております
最近は闇金などの高利貸しのステッカーは減ったが、電話をするとパチンコ台の所までお金を持ってきてくると言う大サービス、国が認めている競馬などは国の取り分が25%という世界最悪の条件、その筋の賭場でも寺銭は1割、ルーレットなら1/36と言うことになる、これが5割以上搾取されるのは券と呼ばず、サッカーや宝くじなどのように「くじ」という
「ジョン・レノン対火星人」や「優雅で感傷的な日本野球」など面白い小説を一杯書いている高橋氏だが、彼自身が経験者だったとは知りませんでした、調べて知ったのだが競馬がらみの随筆が色々ありました