「冗談漫画232」ボクコチキミアチ

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「冗談漫画232」ボクコチキミアチ_b0057679_931136.jpg3色ボールペン
姪が昔から奥田民生の大ファン、広島球場まで彼のライブを見に行ったのだが、このボールペンはその時のお土産、見てびっくり、3色とあるが全部赤!なのだ、ちゃんとセーラー万年筆のメーカー品、お土産だけ有ってボールペンにしたらちとお高く500円

封を開けて使おうとして納得、色は全部赤なのだが太さが1.0、0.7,0.5の3種類、そのどれもがとても書きやすいボールペンで満足しております、大阪土産ののようなギャグ商品かと思っていたのだ

真っ直ぐな線を引くという行為は工業高校へ行ったこともあり早くから図面を学んでいた時から、その頃は製図板にT定規、まだシャープペンシルなどはなく、普通の鉛筆の芯を平らに削り長い線を引いておりました、その後大学では彫刻を学んだこともあり図面の世界とは離れてしまった、学生時代はもっぱら木炭と6Bあたりの濃い鉛筆、そして粘土に・・・

三十を超してから諸般の事情でデザイン事務所に入り再び図面を描くことになった、長いこと図面の世界から離れていたのだが、基礎は一応出来ていたので抵抗感無くPOPにインテリアに展示会のデザインの仕事に入っていけました

その頃の製図はT定規が自在に動くドラフターに変わっていた、しかしこれが結構なお値段でスタンドを入れると優に10万越え、鉛筆もロッドとシャーペンが出回りだしていて、好きな太さと濃さの芯を選べるようになりました、図面でよく使ったのは0.3と0.5、ラフでアイディアスケッチを描くときはロッドでBか2Bあたり、その後だいぶしてから会社を辞めてフリーでデザインの仕事を始めた時も、一番最初に買ったのがこのドラフターとFAX

それがなんと今ではパソコンのCADやCSでレイアウトや作図、データーは全部メール送信で何とか食い扶持を稼いでおります、しかしこれらのアプリケーションがまた高い!、パソコン本体よりずっと高いのですから・・・、おかげでバージョンアップもままならず古いまま、パソコン本体も趣味のカメラと同じで全部中古をネットで購入しております

パソコンのおかげで鉛筆を使う率が激減してしまった、からと言ってデザイン能力や文章能力が向上するとは限らないところが面白い、下の写真は引き出しやバッグに入れていた鉛筆芯の筆記用具をかき集めたのだが、こんなにまだ持っていたとは自分で驚いております、私ってやっぱり文房具フェチ?
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by push-pull | 2015-12-02 09:17 | ご託&うんちく | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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