帰り道の交番
この交番は私の若い頃からある、昔は必ずポリさんが詰めていたが今は居る方が珍しいぐらいで何時も空っぽ、気兼ねなくシャッターを押すことが出来た
入り口の電球は消し忘れたのかずっと点けてものか定かではないが、今どきにしたら珍しく白熱球、そう言えばダイソーに行ったら電球2個百円で売っておりました
私には学生運動時代があったからか、今も警察や機動隊には無意識に反応してしまう
野田阪神駅の直ぐ近くのこの交番には嫌な思い出が・・・、その昔まだロン毛が流行る前に私は髪を伸ばしていた、つまりビートルズが日本に来るずっと前の話でロックもヒッピーも生まれておらず、私のようなロングヘヤーの異端をフーテンと呼んでいた時代、この前を通る度に職務質問、勤務の警官が変わるとまた呼び止められる
私も帰り道なので急ぐこともなく応対、まず何処へ行くのかに始まって次は鞄の中を見せて下さいに、いつものことだが鞄開示は完全拒否、となると話は一気に長くなるのがお定まり、結局を鞄の中身を見せることはなく放免になるのだが、毎回20〜30分、最初は腹立たしかったが2回目から会話を楽しむようになってしまっていました
だいぶ前だが落とし物を届けに行ったら留守で、仕方な区の警察署へ足を運んだことがあるが、そう言う意味では交番の役目を放棄しております