最近は緑地帯の植え込みに使われるようになったので町の至る所で見かける、それだけ排気ガスにも強いと言うことだろうか
近づくとほんのりと甘い香りがするのだが、我が家の小さな庭のクチナシは今年は一輪も花を咲かせずでかほりを楽しめません
他の花と違って花びらが非常に食欲をそそる質感がある、ちょうどソフトクリームやホイップに近い肌合いで面白い、ただ残念なのは咲き終わると真っ白だけに花びらが茶色になっていくのを見るのが寂しいのである
「梔子」と書いてクチナシと読む、果実がなかなか割れないため「口無し」とも言うらしいのだが、実は漢方にも料理にも使われる、不思議なのは乾燥させると黄色の着色料なのに、発酵させると青色の着色料になるらしい
絵画的で優しい写真が一杯ですね