アンドレ+ゲルタ=ロバート・キャパ

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テレビ話
昨日、長い間アマゾンに出品されたままだった人類学者の山口昌男<「挫折」の昭和史>が売れた、今朝の新聞に彼の訃報が掲載されておりました・・・合掌

またぞろTV話で恐縮ですが昨夜のNHK日曜美術館でロバート・キャパの知られざる真実なるドキュメンタリーが放映されていた、WBCに原発事故の特番とあっちへこっちへ

先般沢木耕太郎によるキャパのドキュメンタリーが放送されたばかりなのだが、今回は横浜の美術館のキャパの写真展を元にしていました

昔、リチャード・ウィーラン原作沢木耕太郎訳の「キャパ その青春」・「キャパ その死」を読んでいるのですが内容をすっかり忘れております

キャパの本名はアンドレ・フリードマン、若い頃の政治活動でスペインから国外追放を受けパリへ、映画の現像の仕事にありつき写真技術をマスターしていく、たまたま仕事先でカメラマンが不足し若いアンドレにインタビューの仕事が舞い込み撮影したのが、カメラマンデビューのきっかけになるトロツキーの写真
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しかし言葉もままならず写真もほとんど売れない貧乏暮らしの中、ドイツから亡命中のユダヤ人のゲルタ・ボホリレと出会い急接近

彼女の発案で、アメリカの著名なカメラマン「ロバート・キャパ」を作り上げ、彼の写真を売り込み成功する、その後ペイン内乱の写真などキャパの名前は世界的になっていく、ゲルダもゲルダ・タローと言う名のカメラマンとして活躍、面白いことに彼女の名はグレタ・ガルボと岡本太郎から拝借したとか、そして二人でロバート・キャパを作り上げていったのです

残念ながら、ゲルダはスペイン内乱の取材中にまだ26才という若さで死亡、世界で最初の女性戦場カメラマンの死でもあった

コメンテーターに映画監督の森達也氏が出ていた、彼が鋭い指摘をしていたのですがそれは、戦場での中立公平の写真などを言うのは存在ししない、それは死を意味しカメラマンはどちらかからしか撮影出来ない、つまり「報道とはどちらかに荷担している」と

改めてMAGNUMの分厚い写真集にあるキャパのノルマンディーのピンぼけ写真を見ましたが、話を知って見るとより臨場感がありますね

何故か私の名刺ホルダーに、森達也さんの名刺が入っておりました
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by push-pull | 2013-03-11 09:37 | 写真 | Comments(0)

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