ジェームス・ディーンってむっちゃ男前です、憂いってこんな人のことを言うのだろう、この映画を最初に見たのは第二封切りか第三か覚えていないのだが、確か中学時代、調べたら公開は1955年で同じ年にこれまた大好きな「理由なき反抗」があり、次の年に「ジャイアンツ」
つまり映画出演はこの3本だけで、ジャイアンツの撮影終了間近に交通事故で死んでしまった、そして永遠のスーパースターとして今もその名をとどめる
ウン十年ぶりで見た「エデンの東」なのだが、やっぱり格好いいのである、立っているだけで良いってこんなんやろね、しかも驚いたことにシネマスコープで絵も音も格段によろしい、どうして加工しているか知りませんが昔のように雨が降る画質がウソみたい綺麗
旧約聖書のカインとアベルを題材にした双子の兄弟と父親と愛情の葛藤、と書くと面白くも何ともない映画なのだが、ジェームス・ディーンが出るだけでそんな話しは何処へやら面白い映画に
今見ると少し青臭い感じがしないでもなく、日本ではこんな父親像は今時存在不能なのだが、がむしゃらな青年像はそれはそれでインパクトがある、最後に母親の存在を知らされやけになり兵士に志願する真面目な兄のアロンのその後が非常に気になるのだが・・・
ちなみに原作は、ジョン・スタインベックですがかなりストーリーは違う様で、監督はエリア・カザンでこの映画を含め数々のアカデミー賞を取っております