絶対無理

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水位
毎朝橋を渡る、毎朝川面を見る、海も好きだし山を見るのも大好きである、好きと言ってもじっと佇み感傷に耽ることはない、チラッと見ればそれで満足なのである

雨が降らない限り、二日酔いでも失恋しても橋を渡る、ところが先日インフルエンザで外出禁止のため数日晴れているのに橋を渡らなかった

時々私の早い散歩時間に作業船が堂島川を遡上してくるのに出くわす、同じ時間に下る船は見たことがない

堂島川の水位は雨で増えることもあるが、一番の影響は汐の干満と水門の開け閉めの影響の方が大である、明らかに橋にぶつかる水嵩なのに作業船は停止することなく進んでいく、橋の数メーター手前でペラを逆回しして制動をかけた

それでもゆっくりと進め橋にぶつかる瞬間停止しバックし始めた、やっとこさ諦めたのか転舵し船を回転させた

間違いなく堂島川でこの堂島大橋が一番低い、もう少し高さに余裕があればドッグハウス(操舵室)をバラバラに外し低くして橋の下を抜けるのだがさすがに無理、平底の運搬船の場合はデッキにある舵輪まで倒せるようになっている

一度でも船を操船させたことがある人ならご存じだと思うが船の慣性は凄い、エンジンを切ってもいくらでも進む、重量も半端な物ではないのでぶつかると凄い、船の進め方の微調整は熟練をようするのだが、この船の船頭さんは手慣れたもんである

船舶の実技試験に、車の車庫入れと同じように接岸というものがあるが練習を必要とする、車と同じように丸ハンドル(ラット)の場合は感覚的に判りやすいが、舵が長い棒のティラーの場合は押し引きと反対の方向に船が進むので最初は大変である、それがバックとなると頭の中がこんがらがってくるので慣れるしかない
by push-pull | 2012-03-09 07:46 | 写真 | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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