今年は何故かカメラの頂き物が多い、これは間違いなく私の普段の行いが良いからだと思われる、ペンタックスに始まってニコンのFE、そしてつい先日戴いたのはキヤノン2台
注:Canonの「ヤ」は「キャノン」ではなく「キヤノン」ですので要注意
ボディはCanon AE-1とFX、レンズは50/1.8、55-135/3.5、TAMRON95-250/5.6、純正ストロボ、フィルターにフード、最後は西ドイツ製の私の知らないBewiと言う露出計、残念ながらこれは作動せず
私はニコンと違ってキヤノンに詳しく無い、と言っても先日Nikon FEの電池を逆さに入れて動かないと涙に暮れていたぐらいだからNikonの知識もええ加減
Canon2台ともマニュアルカメラなのだがAEカメラなので電池がないとチト問題、仕事をほったらかして早速カメラチェック、まずはFXから
※ちなみにAEとはAutomatic Exposureのことで自動露出のこと言う、今ならどのカメラにもある機能ですが、この時代はカメラで露出を測光出来るのは素晴らしかったのです、私は絞り優先が圧倒的に好きなのですが、ほとんどシャッター速度優先なのです、レンズとの連動が難しかったのでしょう
電池は底ではなく左肩にあり1.3VHD型水銀電池のMR-9と言うボタン電池が入るのだがもう製造されていない、で今時のボタン電池のSR44(水銀電池)かLR44(アルカリ)を入れるのだがサイズが小さい
そのためのアダプターが売られているのが3000円ほどする、このアダプターは良くできていてサイズを合わすのは勿論1.55Vの電池を1.35Vに変換し、MR-9に近い電圧にしてくれる、一つ持っていたと思って調べたら手作りカメラ仲間に譲っていたのを思い出した
早速露出テスト、久しぶりにSEKONICの露出計を引っ張り出しでチェック、カメラの方はシャッター速度を変えると窓の絞り数値が左右に移動する優れもの(笑)、今から考えるとほのぼのとするようなアナログ思考であります
電圧高めなのでやっぱりメーターが針が1目盛りほど明るい位置を差しておりますがこれぐらいだと問題なし、VOIGTLANDERのカメラに載っけられる小さな露出計でも測定したが、これも数値が違っておりました、ちゃんとした露出計でも数値が違うのでビックリ
標準レンズ50/1.8の方はかなりのカビが発生、久しぶりにカニメレンチでレンズをばらして洗剤で拭いてあげたら何とかカビは半分ぐらいの量に、ミラーの方も少し腐食しておりましたが修復不可ですがこれは撮影には影響なし、と言うことで50年近く前のカメラが無事現役復帰いたしました、お次は右のAE-1のチェック