誰が鳩を平和の象徴として祭り上げたのだろう、美術の世界でもベン・シャーンにピカソに平和のシンボルとして鳩が使われてきている
日本人は殆ど鳩を食べないのだがフランス料理ではメインディッシュとして鳩が使われる、また習性として、カラスの争いは優劣が付いたところで終わるが、鳩は殺すまで闘いを止めない
このことを知ってから鳩を平和の象徴として見ることが私は出来なくなった、池の鯉と同じで時々食材に見えたりすることもある
シャッターを押すときは経験値としての自分自身の美意識と構図が無意識に働いている、鳩がのけぞったのは偶然のたまもので、お陰で面白い動きのある構図になった
自分の作品を作るときは好きなことが出来るが、ディスプレイの仕事の場合などはそこに商品が介在するので、なかなか思い通りに行かないことがある、生け花と同じで一つの作法も存在するのだがそれでは面白くない
そこでバランスをわざと狂わせていく、私には「アンバランスのバランス」が面白く好きなのですが一筋縄ではいきません、もっとも本当はシャッターを押すときはそんなややこしいことは考えも及ばず、綺麗とか面白いとか記念とか簡単な理由なのであります
今日から富山の久利須村に出かけます、しばし大阪の猛暑ともおさらばで採れたて夏野菜にサザエ採りに釣りに温泉にバーベキューに・・・楽しみやんけ〜〜〜
同じ橋でも大阪港あたりの高さが50mで長さが1kmを越す橋と比べたら違う文化で、同じ橋でも目的も何もかもが違うような気がする
一児の母だった頃のアグネスチャンへの取材で「文化の違い」の話が出たのですが
デビュー直後に写真撮影のために訪れた某公園、丸々太った鳩がたくさんいた
思わず「おいしそう〜〜!」と叫んだら、マネージャーが飛んできて言葉を制したそうです。
「でも、ほんとに美味しそうだったんですよねぇ」・・・皆で大爆笑、でした。
出何処が旧約聖書とは知りませんでした、アグネスチャンの鳩は,私と同じ発想ですな(笑)