青から蒼へ

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Blueのイメージ
私の二階の部屋にはずっと自分で描いたコラージュのブルーのでっかい作品が掛かっていたが,今は物置でひっそりと眠っている、美術の世界では「青」をテーマにした作品が数多くあるが印象的なのはやはりフォンタナだろうか

100号程のキャンバスがツヤ消しの青一色、さらに一筋キャンバスが破られている、初めて見た時は非常に衝撃を受けたのを覚えている、その後色々な色の切られたキャンバスの作品が作られたが、このあたりになるとどうも好きになれません

一度ブティックの内装を引き受けたとき、画材屋さんで売られていた光沢の無いフォンタナブルーという顔料を使ったことがあるが、彼の作品と同じ色に仕上がりました

美術史で出てくるのはピカソ「青の時代」、ピカソがまだ人物など具象を描いていた一時期の作品群を指す、アルルカンや軽業師が有名で、色はプロシアブルーが基調

空とか水とかの青はなんだか美しいが,同じ青でも群青となると字面も色も急に沈んでしまう

「蒼」は干し草のような生気のない青を差し、「碧」は緑色に近い青のことだそうだ、日本の「あお(あを)」は特定の色では無く、青から紫に灰色までを含む広範囲の色とか

青髭、青の洞窟、青線、青森、青魚、青汁、青洟、青天井、青丹、青柳・・・ありますなあ〜

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<大阪八百八橋の二百九十三橋>地下鉄谷町線と並行して今川のをまたぐのが5号線(南港通り)、こちらも道幅が広いので、上の写真を見ても橋がどこにあるのか判らないぐらい、橋の名は「川原橋」

広い道の方が優先されるので川沿いの道路には信号がない、川を進もうとすると大きく迂回しないといけません、つまり川の長さの倍以上移動しなくてはなりません、橋は昭和39年架設で長さは8.6m
by PUSH-PULL | 2011-08-05 08:40 | 写真 | Trackback | Comments(0)

珍しく我が家のマイマイが甘えに来た、正式名は「シャー・アズナブール・マイマイ」と申します


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