写真のカメラは十五代将軍徳川慶喜が愛用したかのではないかと噂されている、幻の「ぴっかり改じゃーにーこにか」が発見されました
慶喜は戊辰戦争の後,謹慎を解かれ駿河から静岡に居を変えた、その後政治とは無関係の生活で、写真のほか狩猟に囲碁と趣味の生活を送った、晩年巣鴨に移り住み大正に入ってから死去、その静岡に住んでいたと言われる家の蔵から見つかったとか、保存状態も良くまだ撮影も可能、よくぞ残っていたとコレクターには垂涎のカメラであります
カメラを整理していて処分しようかと思い、念のためボタン電池を入れて調べて見たらオートの機能が作動するではないか、ならばピッカリコニカを先祖返りさせるべき大改造
ボディーを切って電池部分とコンデンサーを取り外し、ボディーの一部をアルミ板で再生産、出来たのは良いがあまりにもバラバラで視覚的に見られたものではない、塗装で誤魔化すことにした、テーマは江戸蒔絵、お陰で重量は58g軽くなり、横幅も26㎜短くなりました
ピッカリコニカの特徴であるストロボ機能を取っ払ってしまったので、コニカC35の最初のジャーニーコニカに戻ってしまったのだ
下にカメラデーターを記しました
KONICA NEW C35 EF(ピッカリコニカ)
発売年:1976年
レンズ:HEXANON 38mm/F2.8
サイズ:139×73×52mm→113mm
シャッター速度:1/60・1/125・1/250秒
重量:約350→292g
電池:単3乾電池 2個(ストロボ用)→撤去、 H-C型水銀電池 1個(露出計用)
当時価格:30800円
スパイダースの井上順のCMでお馴染みのピッカリコニカ ストロボを内蔵したプログラムEEカメラ、これは二代目なのでセルフタイマー付き、シャッター速度1/250秒、F22の最小絞りを加えた改良機。ストロボの高電圧の絶縁のためボディーはプラスチック製となっている。距離計はなくゾーンフォーカス。巻き上げ、巻き戻しは手動操作。ファインダー内には、指針により絞り値とゾーンフォーカス表示が出る。