訳あって百貨店の開店を待った、理由はお弁当を買うため、お弁当ならコンビニでもどこでも良さそうに思うのだがちょっと贅沢したかったのと、お菓子を買う目的もあったため
テレビで見るバーゲンだの落とし物市でもなく至って普通の日曜の朝である、みんな遠慮がちに「私は焦ってません〜」の意思を表すかのように扉から離れて立っているのが美しい、10時ドンぴしゃに一斉に扉が開かれゆっくりと入っていく
これが1階の正面入り口だったらきっと大勢のお出迎えがあると思われる、昔新宿伊勢丹のオープンに出会わしたことがあるのだが、入ると左右に20人近くの店員がお辞儀をしたのでビックリしたことがある
普段お辞儀をされる生き方とはほど遠いので妙にとまどった記憶がある、きちっとスーツを着こなしたお兄ちゃんと、背の高い姿勢のいい綺麗なお姉ちゃんが一斉にお辞儀をするのは壮観、そのころの私の東京百貨店女性店員ランキングは圧倒的に新宿伊勢丹だったが、今はどうなんだろう?
先日など大阪阪神百貨店のEVB1前の案内に、オッさんとおばちゃんが立っていてがっくりしたぐらいなのだ