待ち合わせでナンバに向かう地下鉄千日前線の電車の広告を見て驚いた!!、この車両は「借金問題解決」の独占広告車両と思ったほど、一車両の広告だけでこれだけあった
何ヶ月か前からぽつりぽつりと地下鉄の広告で見てはいたのだがここまで増殖していたとは、逆にこの原因となる「お金貸します」のビラのほうは、繁華街やパチンコ屋や場外馬券売り場周辺など町中至る所に一杯ある、張っては剥がし張っては剥がしの根比べ
金貸し業は携帯電話番号では営業出来ないはずにもかかわらず、殆どのビラが携帯の番号なのである、電話番号が書いてあるなら取り締まりも楽なはずなのにいっこうに減る気配はない、ここまで広がるとK札屋さんの了解を得ているのではとあらぬ勘ぐりまでしたくなる
かっての違法高利貸しは世評と裁判を気にしてかスタイルを変え、今度は大手都市銀行の傘の下で営業を始めたのだ、金の貸し借りを公的に商売にしている銀行が今やダブルスタンダードで儲け倒しているのである(アコム・プロミス・レイクなど)
高利で金を借りると間違いなく踏み倒す人や返せない人が出てくる、今日の広告を見ていると過払いで相談する人がそんなに大勢いてることなのだろうか?と考えてしまった
しかし過払いという意味は借りた金と正規の利子以上に支払ったわけで、必死で生活している人がパチンコか女か酒か何か知らないがやむにやまれぬ事情で借りた金、高利の場合返すのも大変だと思うのだが過払いとは理解しづらいものがある
高利貸しに金を貸していたのが実は銀行だっただけに、勝手な想像だがこの広告主の法律&司法書士事務所の後ろ盾に高利貸し屋がついているのではないかと思ってしまった、つまり新手の「借金取り立て!」と裁判逃れ、つまりこれだけの広告を打つとなるとそれに見合う相当の利益が無ければなりません
相談と言ってもボランティアでも無料でもあるわけはない、過払いの返金の上前をはねるわけで、そのうちにTVの広告にも一杯出てくるのではと思っている、トヨタの広告の穴埋めをするだけでも大変なのに、電車の広告のスポンサーを見つけるだけでも大変な時代なのであります、私鉄の場合は自社広告という奥の手があるが市営となるとはなはだ問題なのだ
電車の広告は時間つぶしになっていただけに、この広告は面白みも何もなく見ているだけで腹が立ってくるのであります、早い話が地下鉄屋さんがこんな広告は断ってくれれば済むのだが倫理観の欠片も無くなったようだ
三菱UFJニコス(旧:日本信販など)GEコンシューマー・ファイナンス(レイク)CFJ(ディックファイナンス、アイク等)丸井(エポスカード)ライフポケットカード(旧マイカルカード)プロミス武富士シンキ(ノーローン)三和ファイナンスクオークローン(旧ぷらっと等)オリエントコーポレーション(オリコ)エイワアエル(旧:日立信販)アコムアイフル
調べたら高利貸し屋も名前を変えながらも沢山ありますなあ、過払い請求をしてもそのほとんどが「過払い金の請求に関しては相手側担当者より連絡(回答)が来ることはない。 連絡をしても相手側担当者と話をすることが難しい。 任意での過払い金返還交渉は困難を極める」だそうです、つまり裁判と言うことになる
高利貸しも大変で、せっかく法の隙間をくぐり抜け高利で金を貸し付けやっとこさ回収したというのに、今頃になって「利息制限法の定める上限利率」違反で金返せと言われても・・・ヤバイ
借りる時の恵比須顔、返す時の閻魔顔とはよく言ったもので、借りる時に高利も
知っていたのに・・・
今のこの時代、生活苦で止むに止まれず借金をと考えるのは難しい。
犯罪者ではあるけれど本橋被告は逃亡しながら、整形手術代の捻出と
拘束時に百万単位の現金を所持とは、人間えり好みせずやる気があれば
できると言う事を証明してます。
裁判を起こすとブラックリストに入り、その後はサラ金も一般のローンも組めないようですな
この時代に儲かる商売もあるのが不思議、そう言えば生活保護の金をごっそり巻き上げる斡旋業もあるようで・・・恐ろしい世の中でございます