一昔前なら、映画と言えばヨーロッパでゴダールにアントニオーにフェリーニと新しい監督が大好きで、海を渡れば一番好きになったスタンリー・キューブリックが居た
その頃にはイギリスBBC放送の番組でとんでもないオモロイ番組があったのだがそれが「モンティ・パイソン」、そこでアニメーションを担当していたのが、その後映画を作ることになるテリー・ギリアム
一方アメリカではバラエティ番組「サタデイ・ナイト・ライブ」のジョン・ベルーシが存在した
テリーギリアムの「未来世紀ブラジル」(1985)を観て一発にはまってしまった、とにかく凄かった面白かったのである、「バロン」「12モンキーズ」と続いていくのだがどれも記憶に残る
最近見たのでは「ブラザース・グリム」そして今日のお話しの「Dr.パルナサスの鏡 」、自分の娘と交換に不死の命を手に入れたパルナサス博士のお話なのだが、昔のモンティ・パイソンを彷彿とさせる映像が楽しませてくれる、あの頃はコラージュのリミテッドアニメだったのが今やCG、しかし何十年経ってもネタは同じ
内容について書きたいことは一杯あるのですが、映画を見るのが一番と思って今回は遠慮しておきます(笑)
映画の写真が無いのはなんと映画館でパンフレットが売り切れ、こんなことは初めてではなかろうか、最近テリーギリアムの映画は祟られているのか役者のトラブルが多く、この映画の前の「ドンキホーテを殺した男」も主役が怪我をしてお蔵入りになったほど、このほど撮影再開とか言われているが
今日の「Dr.パルナサスの鏡 」も主人公のキース・ロジャーが撮影中に亡くなり、彼の友達だったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルと言うスターが代役として登場する豪華な映画になった、鏡の中のトリップの世界だけに俳優が変わっても違和感が無く楽しめたのである
テリーギリアム映画のファンタジーの世界はいつ見ても楽しいのです
予告編で見たティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」も面白そう、彼は「チャーリーとチョコレート工場」や「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」など私好みのシュールでブラックな映画を作ってくれる
写真が一枚もないと寂しいので、パルナサスの娘役を演じていたリリー・コレルをば、まるで人形のような顔でビックリします、日本で言ったらデビューした頃の観月ありさあたりが少し近いかな、最近では木村カエラ・・・う〜ん
最近の公開では、「サロゲート」「アバタ-」「今度は愛妻家」などが、望外の仕上がりで堪能できました。映画だけは見てみないとわかりませんねえ。。。次回お会いしたときにでも是非とも映画談義でも。。。~('O')~
頭が追っつかないぐらいの映画の方が、わかりきった筋書きより何倍か楽しいのです