試験勉強の時に映画を見に行ったり、仕事が忙しいときほど飲み歩いたり、人間という物追い込まれると逆のことに手を出しがちである、とは関係なさそうだが出刃包丁で指を少し切ったおかげで何故か台所にある保存食糧のチェックを始めてしまった
これは前からやろうと思っていたことなのだが、少しずつ片付けることにした、カップ麺・パスタ類・豆類・缶詰は後回しにしてまずは乾物から、出てくる出てくる
乾物とは食料保存とより美味しく戴くための人間の知恵である、以前は何処にでも乾物屋があったのだが最近スーパーに押されて、ほとんど姿を見なくなってきている
ヒジキ・干しエビ・車麩・ゼンマイ・ドライトマト・キクラゲ・椎茸・ポルチーニ茸、何時もよく使っている寒天・昆布・青のり・海苔・わかめ・・・・順番に料理することにしたのだが、残念ながらいくら探しても我が家には干しアワビだの干しなまこだのフカヒレや燕の巣だのは無い
今日の写真は、ヒジキと干し椎茸の炒め煮とちょっと変わったところでゼンマイのナムル、ゼンマイの方は集めるのも干すのも戻すのも大変ですが独特の食感と味がたまりません、ゼンマイは久利須村から戴いた物です
ドライトマトは瓶詰めのオリーブも使ってパスタ、パスタではやっぱりボルチーニ茸の方に軍配が上がります、松茸並の高級品でヤマドリダケのことらしいのだが自生しているのは見たことがなく、使ったのは頂き物の輸入品でした
車麩は大好きなのだが一人でスキヤキをするわけもいかず、湯で戻してからしっかりと絞り玉子を染みこましてからフライパンで焼いたのだがこれがなかなか美味しい戴くことが出来ました
乾物もこうして料理してみるとなかなか奥の深い食品でございます、他のレシピを考えなくては