鰊と蕎麦

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私のそば屋のメニューに「にしん蕎麦」はない、昔京都でウロウロしていた頃に著名なそば屋で何度かニシン蕎麦を食べたことがあるが、何でこんなものを蕎麦を入れるようになったのか悩んだことがあるぐらいだ

手打ちだとざるかせいろが一番だが汁蕎麦でも、かけに始まって天ぷら・かき揚げ・かちん・たぬき・鴨・やまかけ・・・といろいろあるのだがにしんとは

好き嫌いが全くない私だが、京都の料理でもう一つ参ったのがお雑煮である、白味噌仕立てでお餅に大根・里芋・クワイと白物しか入っていないのだが、参ったのはその白味噌の甘さであります、あん餅は大好きなのだが四国ではお雑煮に入れるとか、このあたりになると考えただけで無理

しかし何故か我が家で初めての「にしん蕎麦」を作って食べた、年末に安い箱売りの身欠き鰊を見つけて買ったのがことの始まり、身欠きと言ってもソフトの方で戻してあるもの、ソフト鰊を炙って大根下ろしで食べるのが好きなのだが残念ながら味は普通

と言うことで鰊の甘露煮を作ることにした、身欠き鰊だと最初に米のとぎ汁で鰊を戻すのだがその手間はなし、お次が番茶で煮て鰊の灰汁抜き、湯を捨てて煮るのだが鰊は何と酒や味醂以外に驚くなかれ黒砂糖を入れて煮るのであります、食べると黒砂糖のクセはなくそれだけ鰊の方の味が強いと言うことだろう、と言っても鰊の甘露煮なんぞ作るのは初めてでありました、この鰊の甘露煮はお節料理の鰊の昆布巻きが元になっているとか

京都のにしん蕎麦の後、長い間鰊を食べることがなかったのだが、次に食べるようになったのはお初天神の近くにある「夕霧楼そば瓢亭」、ここのおそばはせいろ蕎麦なのでしばし時間がかかる、と言うことで蕎麦を1斤半と熱燗と鰊を注文するのがおきまり、柚入り蕎麦が蒸し上がるのを待ちながら、熱燗で鰊の甘露煮をつつくのがこれまたヨロシイのである

私の作った鰊の甘露煮もなかなかで、早速冷凍のかけそばを買ってきてお昼時に「にしん蕎麦」というちょっとした贅沢な気分を味わったのであります、しかし鰊の甘露煮が一杯出来てしまったのでこれも困っております

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<もさくとまいまい>昨日のトラちゃんと比べたら完全に迫力負け、しかしその分一緒に遊んでくれるのでそれまたヨロシイ、まだ半年少しだがどんな大人になっていくのやら・・・楽しみである
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by PUSH-PULL | 2010-01-09 09:00 | 写真 | Comments(0)

遊歩道の,真っ黒のらら


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