居空間のあり方

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地上の楽園
朝飯抜きで3ヶ月ぶりの採血と問診、時間待ちの間直ぐ隣の公園を散歩し犬たちと遊ぶ、久しぶりでも良く覚えていて走ってやって来るのが嬉しい、検査の方は合法の薬と食事療法が功を奏してか悪玉コレステロールはずっと下がっている

小屋を見たときはやりの自然志向の家かと思ったぐらい垢抜けしていた、先日水鳥を撮影した時に見つけた河川敷の小屋である

私の本棚に厚さ4センチ弱のワールド・ムックが何冊かあるのだが、その中の一冊「小屋の力」に載せても良いぐらい良くできている

勿論河川敷の小屋なので確定申告の記載事項である水道光熱費は派生しない、お庭の木枠が取り付けられた畑もプランターも手入れが行き届き何カ所かは青々と茂っている、間違いなく野菜の種を取り置き苗から作っているのではないだろうか

写真ではちょっと見にくいが入り口に掲げられた「立ち入り禁止」の看板にこだわりを感じた

良くテレビでゴミ屋敷なる町中の家が取りあげられているが、比べたらこちらの方が清潔で臭いもしていないのではと思われる、住民とこじれてまでもの集めをする住人の共通点は「モノ」への執着心である、いつか使うのではという感覚と身の回りにモノがないことへの不安である

良くインテリ雑誌で計算され尽くされた風のシンプルな部屋を見るが、私を含めモノへのこだわり人間はそこでの生活がなかなか難しい、つまり変に計算された部屋は落ち着かないのである、空間は時間と共に慣れ段々と気にならなくなるのは事実だが・・・

久しぶりに分厚いムック「小屋の力」を開けると、素晴らしい文章があった

「風景のなかで句読点を打つ力。どこまでも無名性で生きる小屋には類いまれな時代感覚が備わっている」

この手の文章は私にはどうあがいても出てこない、違法ということも含め小屋の存在そのものがアバンギャルドでラディカルなものではなかろうか、

人間というもの人それぞれが固有の広さと寸法を持っているのだが、最近の住宅を見ると人間の行動と生活を無視した住み心地の悪い家が増えているのは、明らかに建築家の独りよがりと怠慢ではないかと疑っている

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<もさくとまいまい>日に日に気温が下がるにつけ、猫たちの距離が短くなってきている、デュエットソングでも練習しているのかしら
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by PUSH-PULL | 2009-12-08 11:24 | ご託&うんちく | Comments(0)

遊歩道の,真っ黒のらら


by PUSH-PULL