散歩無しお出かけほとんど無し仕事がタイトと条件が揃うとブログネタに困ってしまうのだ
手彫りの看板は昨日やっと納品しました、肩こりも腰痛もこれで一段落・・・ほっ!
家にあるノミと彫刻刀を並べてみました、大工が使うような大きなノミは皆無に近くどちらかと言えば工作用ばかり、中央の部分のノミと彫刻刀が昨日アップした手彫り看板に使った道具、手順は
・木の正面と上下を決めて文字原稿をトレースする、普段は書体のプリント紙の裏に濃い鉛筆で黒く塗りシャーペンでなぞってトレースするのだが、文字が繊細だったためなにげに手元にあったカーボン紙を使用
これが大失敗で、トレースは綺麗に出来たのだがラインが消えない!メーカーのパイロットに電話で聞いてもカーボンを消すのは無理だそうで、後始末にエライ目に遭いました
・ノミと彫刻刀を使って文字を彫る、文字の彫り方にも色々種類があるが今回はそのまま彫り込んで彫り跡を残す至ってシンプルな技法、もっとも墨書のかすれ部分はかなり高難度
・木肌の色が良くないので酸素系のカラーミンという漂白剤で木の表面を脱色、漂白剤と言ってもこれが凄い、手袋使用と書いてあったが素手で塗っていたら少し指先に付いた、暫くしたら指先がチクチクと痛み出した、直ぐに手を洗ったが時すでに遅しで白い斑点ぷつぷつと出来てしまい痛みが治まるのに数時間かかりました
・木肌が白くなったのは良いが文字色が白のため今度は着色する羽目に、仕上げがつや消しのクリアー仕上げなのでまず水性のステイン(アクリル+顔料)で着色(刷毛ムラのを出さないようにするにはかなり技術が必要)
彫り込んだ文字部分を彩色、判子のイメージ部分は珊瑚という名の朱色の岩彩、白の部分は貝が原料の胡粉を入れる、胡粉は昔から使われている塗料で、日本人形の顔などに塗られているもの
・乾燥したら今度は同じく水性ニス(つや消し)で仕上げる
最近は塗料もニスも水性の商品が多数ある、水性と言っても子供の頃使ったことのある水彩絵の具とはまるで違い、ウレタン・アクリル・ランカーエナメル・エマリジョンなどの成分で作られているので、乾燥すると水に溶けない優れものなのだ、水性は刷毛も容器も後かたづけが簡単で、調色も至って簡単なのだ
『もさくとまいまい』昨日猫たちは生後3ヶ月目のワクチンを受けに行った、ワクチンは3ヶ月目が一番重要でそれまで母親の影響があるそうな
摸作・1.5kg、39.3°(興奮すると猫は直ぐに体温が上がる、普通は28度台)
舞々・1.3kg、28.8°
2ヶ月目の模作は800g弱だったので、1ヶ月で倍になったことになる
他に口の中と両耳など体の問診と便の検査(体温を肛門で測るのだが同時に検査)、残念ながら模作に虫が居るようで錠剤の薬をもらう、今巷では猫の虫が蔓延しているそうで便を介して広がるとか、で虫のいない舞々も一緒に飲むことに
最後にワクチンは皮下注射、犬とか猫は痛覚が人間の1/10ぐらいなので痛みを殆ど感じない、2匹で1万3千なにがしの診療費、よよと私は泣き崩れる、戻って暫く元気がなかったが直ぐに2匹で遊び出しました。私は元気がないまま(笑)
<水辺の光景>雨上がりの川の色は疲れ切っている、しかしちょっとした光で急に輝き出すのが不思議である、光の方向が逆光の逆光なのは反射の反射だから