フンデルトヴァッサーと言う建築家

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ゴミ処理場
舞洲のゴミ処理場の正式名称は「大阪市環境事業局舞洲工場」という、問題になったデザインはオーストリア・ウィーンの芸術家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーさん

常吉大橋を渡ったところにあるのがゴミ処理場で、最新の高性能焼却炉が据え付けられていて超高熱で不燃物も可燃物も無差別焼却、おかげで大阪市のゴミの分別はほとんど無く、やっとこさリサイクル関係だけ分別されたがゴミそのものは全部焼却、他府県から見たら驚くようなシステムなのだが扱う地域は私の住む福島区と此花区らしい、600億もかけてほんまかいな?(写真1枚目)

南側の此花大橋の所にあるのが同じフンデルトヴァッサーがデザインした舞洲スラッジセンター(汚泥集中処理場)で、こちらの建造費は800億(写真2,3枚目)

b0057679_828980.jpg初めて傍で見て驚いた、面白くて楽しいのである、小さければ遊園地の遊具ぐらいにしか思わないだろうがこの巨大なスケールでおもちゃ箱のような宮殿を造られるとそこには別の意志が働いてくる、色遣いが何処かで見た記憶があるので調べたら、オープンの時に仕事をしたことのある天満の「キッズプラザ」も彼の作品だった(左はオーストリアの住宅)

日本に彼の建築作品が3つあるのだがすべて大阪というところが何故か納得できる、東京で次々と建てられるコンクリートとガラスのモダーンで無機質な建築とは対極に位置するのではないだろうか

税金の無駄遣いと建築そのものを否定する発言が多く見受けられるが、実際に目の当たりにするとそのレベルの作品でない、調べて判ったのだが彼の建築コンセプトはフォルム的にはガウディを連想させるが、明らかに環境という物を想起させるフォルムが多く自然と共存しようとする意志がある

残念ながら彼は`00年にすでに亡くなっていて、この舞洲工場は彼が亡くなった後に`01〜`04年に竣工されていました、下はウィーンにある集合住宅(ネットより転載)

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「ゴミ処理場如きに派手なデザインで装飾に莫大な費用」と言うあたりがこの建造物の非難論旨になっていて、テレビや活字で何度もぼろくそにこき下ろされてきた、私自身もこの建築物に関しては実物を見るまでは半信半疑だったが実際に見ると大違いで楽しい建築なのである、一度見学しようと思っているだがどうも団体優先らしい

確かに公共建築物と費用については税金を使うだけに難しい物があります、だからと言ってゴミ焼却場の姿がパイプむき出しだったり町工場のようなデザインを無視した姿であることにもやはり問題で、もう一度公共物の建築とデザインについて考え直す必要があるのでは

<八百八分の七十六橋の前編>「此花大橋」を自転車で渡れるとは・・・、舞洲と此花区北港を結ぶなんと全長1700mもある大橋で、写真を見ても判るがなんと長いスロープか、進むのをためらうぐらいの光景である、しかしその先には素晴らしい光景が待ち受けていました、まさに遊園地気分

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Commented by 白髭 at 2009-04-24 09:36 x
バブル時代の記念碑として 万博公園の太陽の塔のような値打ちものになるかもしれませんね。
サグラダ・ファミリアが馬鹿建築扱いされた昔もありましたから。
しかし 芸術心の薄い私にはどうしても 巨大なラブホテルにしか見えませんが。
Commented by sumiyakist at 2009-04-26 06:49 x
私も「巨大ラブホ」に一票。
by PUSH-PULL | 2009-04-24 08:36 | 写真 | Comments(2)

ご近所ののらら、面白い配色


by PUSH-PULL