尻無川あたり

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風景一変
環状線の今宮に何度か出かけたのだが弁天町駅と大正駅の間にある尻無川が非常に気になっていた、窓越しに見る川の風景が他の川とまるで違う、さして大きくない川なのに船があちこちに停泊していたのである、昨日アップした甚平渡しを久しぶりに乗船する目的もあったが、この川が道頓堀川のすぐ下流とは思えない

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尻無川の右岸を下ると目につくのが堤防の上に建てられた小屋、これすべて瓦屋さんで先日瓦屋を営む友人に会ったときに聞いたら、尻無川の瓦は昔からあり淡路島で生産した瓦をここで荷揚げをしていた、今も堤防を下りた道路に瓦の会社のビルがずらりと並んでおります

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左岸はずっと鉄鋼関係の工場が続き、すぐそばに大きな船が接岸している光景は街中とは思えずまた大きな港とも違った異空間でもある、しかし街の半分は終焉を迎えようとしているのでは無いかと思われるぐらい時間が停止してしまっていた

私が港や工場や河口をたびたび訪れるのは、ひょっとしたらこの終焉の吐息を聞きに行っているのかもしれない、錆だらけのクレーンやがらんどうの倉庫を見ていると妙に懐かしさを感じるのどうしてなんだろう

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<八百八分の六十八橋>尻無川を下っていくと尻無川水門がありそのまま川か海か判らぬ光景になっていく、途中で北側へ分かれているのが三十間堀川でその先は天保山運河と繋がっていく、地図を見ると判るが明らかに船の荷揚げ用の川としての役目が重要

その三十間堀川に分岐するところにあるのが「鈴橋」ですぐ横に水門があるのだが何のために儲けられたか考えてみたがよく分からない水門、下の写真は次の橋の福栄橋から水門と鈴橋を写したものだが、手前の貨物の引き込み線「臨港線」が面白い

地図上では右に浪速貨物駅があるのだが、現在の線路はこの三十間堀川を渡ったところでお終い、線路の上に可動式の堤防があるのが面白い、この辺りは住宅も少なく材木関係・倉庫・メッキ・橋梁などの会社が多く土曜日となると人通りはほとんど無い
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Commented by 白髭 at 2009-04-16 09:05 x
不思議な空間の場所ですね。ドーム球場がチラリと見えるのがおかしい。貨物駅まであったのだったら 昔は賑わったんでしょうね。瓦産業が衰退したとも思えませんが。
Commented by GuGuGammo at 2009-04-16 15:35 x
.。o○確かにこの風景は2009年とは思えないような不思議な感じがしますね。まさに時計が止まったというような、ありきたりの表現ですがそれ以外に言いようがなさそうな。~('O')~
Commented by okko at 2009-04-16 15:55 x
水門はおそらくジェーン台風後に作られた高潮対策水門です。
過去最悪のコース&最大の被害+αの想定で防潮堤セットで作られてるはずです。
おかげで第2室戸以降、水没銀座のこの辺りも大規模水害なし、とか。
Commented by PUSH-PULL at 2009-04-16 16:31 x
犬々→散歩→カメラ→万歩計→ブログ→橋
早朝の橋歩きがなければ多分興味を持つこともなかった水門、私の家もジェーン台風の時は床下浸水、マンホールが逆流でぶっとっでいました
まだ大阪は水洗ではなく不衛生きわまりなかったのだが、学校が休みでガキともは天国気分
大人になってから大阪湾から直撃の台風が一度も来ていないような気がするのだが
Commented by okko at 2009-04-17 11:02 x
この辺りは海抜マイナス数メートルですから・・・
防潮堤なしではちょいとした高潮・大雨・増水なんかでもすぐ床上浸水するらしい。
大型台風だと平屋は屋根まで浸水とか、家が流されてなくなったとか
笑いながら話すんですからねえ、恐るべし地元民!
by PUSH-PULL | 2009-04-16 08:39 | 写真 | Comments(5)

きりっとカメラ目線ののらら


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