日本家屋の表だけ洋風にしたり、教会風にしたりするお店はいろいろ見てきたがなんせここはお寺!
表だけを薄く化粧する看板建築が好きで本を買ったり見て回ったことがあったがこれは初めて
私の住む大阪福島区はどんどんと世間の波にのまれ梅田に近いせいかここんとこ長屋再生か何か知らぬが、中にはいるととんでもない空間のお店が誕生しているがほとんどが看板建築に近い、古いビルの再生は面白いが下町を改装されても余りうれしくない、と言うか自宅で飲んでいるような気分になるぐらい我が豪邸と似かよっているのだ、空堀しかり中崎町しかり
このお寺の後ろはかなり大きなビルでお寺を薄く切って取り付けられている、横に回るとその造りがよくわかる、と言うことは正面の扉を開けて入るとビルの1階が本堂と言うことになるのだろう、ビルの上は何かとぐるっと回ってみたらなんと部屋数とベランダの区切りから見ると明らかにワンルームマンション
今時お寺や神社の駐車場経営はどこででも見られるようになったが、本堂の上がワンルームマンションとはがっくりする、普通の家で仏壇の上に部屋がある場合は天井に「空」なる文字を貼り付け、仏壇の上を歩くことから縁切りするのだが、この本堂の上には他の部屋が一杯なわけで天井全部に汚れよけの「空」だらけにせねばならぬ
それともヨーロッパの教会の丸天井のように仏さんと空の絵を描かねば・・・しかし仏さんの上でごそごそ動き回るのはそれこそ問題やろなあ〜、ひょっとしたら本堂などはなく扉もドローイングだったりして
西横堀川を道頓堀川から北上すると最初の橋が「金屋橋」、と言っても今はもう川は流れていない、下の写真は人様からの無断拝借で恐縮だが、西横堀の面影が少しだけ今も残されていた、横堀のすぐ西角に曲線の洋風建築があるのだが一度も入ったことがない、なんだか面白そうな建物なのだが誰かご存じの人はいるのかしら
西横堀川には沢山橋があったのだが、金屋橋以外に親柱を見つけることが出来ませんでした、もっとも四つ橋だけ記念碑が残されていましたが