朝歩きから帰ってくると仕事場の8度を寒く感じないのが有り難い
地盤沈下というよりこれは明らかに埋め立てである(笑)、しかし何度眺めても息苦しく感じる、少し手間をかければ文字の彫られた石碑を上げることは可能、大阪の下に何が彫られていたか今は知るすべがない
大阪を象徴するかのような風景なのだ、14年前のまだ勤めていたデザイン事務所勤務時代のそのまた昔、ことデザインに関して言えばシステムの発達とともに大阪に本社のある会社のデザイン室だけが東京へ移動し始めたのだ、サントリーを筆頭に次々と仕事は減っていったのだが一番強烈だったのはやはり松下電器だろう、松下比率の高い会社はそのために東京事務所を開設せねばならなかったぐらい
生産部門の移転ならともかく何でデザインだけが?これは電通を筆頭に媒体を扱う中枢がすべて東京にあるわけで、ことテレビ、雑誌、新聞などメディアに関して言えば100%近い比率で東京なのだ、すぐ近くにあれば打ち合わせも楽なわけで、小さなデザイン事務所はいつ呼ばれてもすぐ代理店にはせ参じられる距離に事務所が無くてはならない
企業優先でその下に広告代理店の筈なのだが、松下も出て行ってしまったのである、最近で話題になったのは十三に本拠地を構えていた武田薬品の移転話、太田大阪府政は億単位の支度金を提示したにもかかわらず出ていくことになった、いつの間にか企業にとって大阪はそれだけ魅力が無い町になってしまったのだろう
2005年の秋に新装開店した心斎橋そごうは早くも営業不振で身売りとか、僅か3年半は余りにも短い、そう言えばここの新装工事は色々問題がありました、作業用の入館カードを作るのにお金を取られ、工事用のエレベーターを使うのに毎回金を取るというとんでもない現場でした、企業母体とゼネコンのピンハネなわけで、これではあかんわなあ〜
<八百八分の六橋>今日の橋は「湊橋」、昨日の上船津橋のすぐ南側に架かっている、新ナニワ筋が土佐堀川を渡る橋、上船津橋と同じデザインなのだが余りにも平凡すぎてどうしようもない、面白いことに橋の碑は必ず片方が平仮名表記でもう片方が漢字で彫られている
取れるうちに取れるだけとって、
材料費、下請さん、人件費などたたきにたたいて
出来たら後は知らんのでしょうね
この大阪の埋もれた石碑はどこにあるのでしょうか?
本当にもったいない、ちょっとどかして、また設置する費用すら出せないなんて、、、
大阪ドームの時もフェスゲもなんだかんだありました、結果オーライなら何とか我慢出来る人もいるかもしれませんが、今の現状をみると「やっぱり」、まさに官民癒着の典型
「十合」って名前が懐かしい
橋本に関しては確かに表向きはパフォーマンスが派手で元気に見えますが、はたして大阪に役立っているかは疑問です、特に教育に関する動きは教育の格差拡大につながりそうです