「冬枯れの柿の木にコロッケがひとつ」

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都会の柿
何ヶ月ぶりかの朝寝坊、と言っても数十分の話だが、多分に夜明け前に猫に起こされたのが原因と思われる、家は冷え冷えとしているのに公園の日だまりはポカポカ陽気であったかい

今日のタイトルは20代の頃の友人が酔っぱらうといつも言っていた句である、残念ながら柿の木にはコロッケは成らず小鳥が3羽、彼は大学在学中にチベットを一人旅し、大学を出ると何を思ったかお母さんと一緒に「贋作」という居酒屋を始めた

私がお金のない時は「洗い箸」と言って黙っていてもお酒は2級とまかない料理で超格安で楽しませてくれるおしゃれな店だった、店の客の坊さんと懇意になり何故かその坊さんの要望に応え突然大国寺の末寺の住職になった

冬の柿の木を見ると何十年も経つのに彼を思い出すのが不思議である、私もかなり飛んでいた頃だったが波長が合ったのか二人でよくはしゃぎ廻っていた、そのころ私は九条山で呉服の捺染の仕事をしていたのだが、ある日彼が突然大きなタライにでっかい鯉を入れてやって来た

もちろんその日はそれで仕事はお終い、染色を手伝ってくれていた沢山の女性は大喜びで真っ昼間から宴の準備、彼は見事な手さばきで鯉のアライを作ってくれた、一升瓶をでんと据え宴会が始まった、彼曰く「広沢池」の垣根越しに鯉を釣り上げたとか(笑)、夕方までの楽しい時間が思い出される

※私の不注意で池の名前を間違えておりました、猿沢→広沢、奈良と京都というとんでもないまちがいです

遅めのブログを書いていたら、朝寝坊の原因の楽学がギャーギャー泣きながら帰宅、爪には見知らぬ毛が一杯で鼻っ柱や耳など顔はひっかき傷だらけ、机に向かう私の膝に飛び乗り毛繕いを始めた、よく見ると左頬も晴れ上がっているがこれはどうも前の傷らしい
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Commented by 白髭 at 2009-01-04 15:04 x
猿沢池では 龍が釣れなくて幸いでしたね。
楽学も向こう傷を受けながら帰って来ましたか?
赤フンドシでも締めてやらなくちゃ!!!
Commented by PUSH-PULL at 2009-01-04 20:54 x
白髭様、私のええかげんな記憶で池の名前を間違えていました、沢は沢でも「広沢池」でした、すまんのう〜
by PUSH-PULL | 2009-01-04 09:56 | 写真 | Comments(2)

公園ののらら、仲良く並んでおります


by PUSH-PULL