まよい道

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色町
昨日のお話の九条にある映画館「シネ・ヌーヴォ」へ行く道を間違えと異空間に紛れ込んでしまう

若い頃から遊郭を見学するのが好きだった、いつだったか京阪の橋本駅で途中下車し町並み見たとき一般民家とは異なった重厚な建物の面白さに驚かされたのが最初だった

私が物心付いた頃には赤線防止法が成立していて街に赤線だの青線だの売春は姿を消していた、おかげで一銭も持たずに通りを歩けたわけだが、大阪だと神崎・松島・飛田が有名で、京都方面だと島原・5番町などが知られているが実際は五条楽園・中書島・橋本あたり

昔からの遊郭は独特の町並みで場所によって趣がかなり違う、大阪の飛田にある遊郭跡の「百番」などは鍋を食べるに値する内装で入った瞬間思わず映画のセットと見間違うぐらいタイムスリップする絢爛豪華さに度肝を抜かれる

橋本でも飛田でもそうだが、玄関のタタキが何故かふんだんにタイルが使われている、そして造作の木が庄屋のうちかと見間違うほど太く立派なのである、そして面白いのが照明の色温度で女性の肌が非常に美しく見える、こんな言い方をすれば失礼だが精肉屋のガラスケースの照明に通じるモノがある

ほとんどの遊郭は学生の下宿などに姿を変えたが、残りはいつの間にか元の女郎屋に戻り現在はしっかりと営業を続けている、以前は年配の方が多かったとが聞くが今は置屋も若い人が多いとか、夜の遊郭はまるで別世界!まさに窓格子越しの女性の目線がただただドキドキモノである

デザイン事務所時代、仕事でブリュッセルに泊まったことがあるのだが、ホテルのすぐ側が飾り窓という飛んでもない場所だった、まさに公営の売春宿な訳で早速見学、丁度ショップのショーウィンドの体裁でガラス越しに真っ黒なレースの下着にガウンの女性が読書をしていたり編み物をしていたり、日本では考えられないインテリっぽく装っているのが不思議だった

おそるおそる近寄ってみるとすぐに真っ青な目線が飛んでくるのだが、素直に見返すことが出来ない(笑)、客がいる窓はカーテンが引かれ電気が消えている案配、記憶に残っているのはほとんどの女性が年配の方だったこと

そう言えば20過ぎに京都の五条楽園で大学のコンパ、大阪松島新地も飲み会で訪れたことがあり、京都中書島には大学の友人が下宿していた、廓(くるわ)・色町・岡場所・遊里・女郎屋・・・みんな死語ですなあ〜

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Commented by 白髭 at 2008-12-21 09:57 x
通りすがり 窓ガラス越し ではなくて もう一歩突っ込んだところの話を 飲み会の時でいいから 聞かせてほしいですね。
Commented by PUSH-PULL at 2008-12-21 17:46 x
妄想話ならいくらでも書けるのですが(笑)
by PUSH-PULL | 2008-12-21 08:53 | 写真 | Comments(2)

のららのチェシャと ますます接近中


by PUSH-PULL